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2010年3月30日 (火)

カー用品店のなかの郊外

郊外とはなにか

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国道沿いの和風居酒屋(大駐車場完備)、という、

コンセプトとして基本ムチャなお店がつぶれ、後、

郊外にはめずらしく、建物が解体され、更地になり、

アスファルトもはがした。地面から草など生えてきて、

国道沿いのこの土地を、昔同様、栗林に戻すのか??と、

私は「新しい郊外」に牧歌的な未来を期していたのだが

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そのあと、その土地には、カー用品店ができた。

なんてことはない、もっとつまらないものが出来た、

と思った私は、全くがっかりしてしまって、その店を見ると

郊外というやつは、本当にどうしようもないところだ、と

なんとも忌々しい気持ちでいたのだが、

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開店してしばらく経ったその店に、先日ふと、入ってみた。

買い物なんてなかったし、カー用品に興味などない。

郊外とはなにか、それを探しに入った、とか言ってると

本当に私はばかみたいだが、そうだったかもしれない

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そして、私は「それ」を発見した。

国道沿い、何の変哲もないカー用品店のなか、

私はてっきり、タイヤのツヤ出しスプレーとか

夏、駐車した車内、窓においておく遮光シートとか、

そういうこまごましたモノが、ただ雑然と並ぶ店内だと

すっかり思い込みつつ、入ったら、目の前には、

赤や黄色の、ぴかぴかに光ったイタリア産の車があり、

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この土地が栗林になればいいな、とか思っていた私は、

そこにある、ぴかぴかに輝くフェラーリの美しさに感動した

またそれが何千万円もする売り物であるのが、素敵だ。

私はジョギング帰りのジャージ姿。カー用品店のなか。

なんか、すごいことが行われている、と思った。

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こんなところに、実はこんな美しいモノがあった、

それは木漏れ日とか、柳の青さとか、ひとの親切とか、

郊外風な「日常のささやかなこと」なんかじゃなくて、

「イタリア産の赤いフェラーリ車」であることが、

デタラメで、バカバカしくって、爽快で、チャーミングで、

私はうれしくなってしまった。

(のぶ)

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