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2010年5月 8日 (土)

向井秀徳アコースティック&エレクトリックのライブに行ってきました

音楽とはなにか

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いろんな偶然が重なって?、九段会館・大ホールでの

向井秀徳アコースティック&エレクトリックを観てきました。

私は、先日のスザンヌ・ヴェガ聴きからはじまって、

黒人ラップのようにならない、ラップのような歌唱、

向井さんの独特なラップ?にも興味はあったし

「ニール・ヤングの弾き語りのよう」というライブ評を

新聞で読んだことがあり、一度、観たいと思っていました。

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今日のライブはどうだったんでしょう?

好意で誘ってくれた友人の手前、ライブ後、

どう感想をいったものか、私は正直、困りました。

私達の席が悪かったのか、なんか波動がビビッと来ない。

が、誘ってくれた友人当人が、

「4年前の九段会館ソロライブは、こんなんじゃなかった」

とライブ後、少しおこっていましたので、

私も正直に、「ううむ。」と一言申したわけです。

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ともあれ。アコギを爪弾くとジェームス・テイラーであり、

ジャキジャキ弾くとニール・ヤングであり、

綺麗なコード進行はミルトン・ナシメントだったり、

ぁ~、と唸るとロバート・ワイアットであり、と、

いろんな姿を私は瞬間瞬間に感じましたし、

それなのに、ユーミンのカバーも含めて、結局、全て

「向井秀徳」になっているのが、すごいと思いました。

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私なんかが、アコギ持ってニールヤングをイメージすると

ただのニールヤングの出来損ない、になるものですが、

全く別の次元でニールヤングを感じさせるのは、

こういうのがほんとうの吸収・消化なんだな、と思った。

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先人と同じことをやっては、かえって遠ざかる。

向井さんは、ニールヤングのなにかをつかんだ、から

全然違う音楽ながら、「あ、ニールだ」と伝わる。近づく。

音楽はそうやって更新されていくものなのだな、と思う。

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そういう意味で、アコギ弾き語りで、語り口調になっても

70年代和製フォークみたいに「古臭く」ならないのは、

歌詞や、ことばのリズムで、更新がなされているから。

それを生で感じられた事は、私にとっていい経験でした

(のぶ)

グリマーズ連のライブ

5月30日(日) 新宿redcloth

グリマーズ連のmyspace 「いのちがけCD」upしました!

http://www.myspace.com/glimmers-len

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