« 新『初恋』について | トップページ | 近藤真彦を聴きながら、あれこれ »

2010年6月 3日 (木)

サザンを聴いています

歌詞とはなにか  前回のつづき

--

ノリのいいことばを連ねて、面白い歌詞を作り上げる。

そんなことできるのか?

というわけで、サザンを聴いています。

『世に万葉の花が咲くなり』(92)という盤を聴いています。

--

「シュラバ★ラ★バンバ」という曲が、

ちょうど、いまの私の目的と合う曲であります。

「シュラバ★ラ★バンバ」youtube http://www.youtube.com/watch?v=qcUrz1c4Jjc

修羅場穴場女子浮遊

憧れのPARADISE☆PARADISE

愛乃場裸場男子燃ゆ

”身を寄せりゃカモ”なる無限大

という、歌詞カードでは意味不明?なサビを持つ歌です

--

この曲は、聴いた事あるある、なサザン曲なわけで、

実際、結構キャッチーで、ポップスとしてよく出来てます。

で、このサビ歌詞なわけで、サザンはふしぎです。

--

私が思うに、これは詞先でなく、メロ先であるはずです。

メロディにぴったり乗っていて、聴いていて気持ちよい。

が、歌詞カードだけ見る限りは、特に面白いとは思えず、

あくまで、聴くことが前提として、この歌詞はある。

--

音楽だし、そんなこと当たり前じゃないか、かもしれない。

ところが、歌詞をつくると、この聴くことを前提にする、

ということが、けっこうおろそかになるものです。

--

それはたぶん、歌詞のなかで、筋というか、整合性を

もたせようとしたときに、

意味のあることばのつながりにする、意識があるために

聴くという体験が、重視されていない、からだと思う。

--

聴く、というのは音楽の根本な体験であるはずなのに

ことばは聴くだけのものではないために、

(頭で理解することもできるために)

もしかしたら、音楽を音楽から遠いところへ離す要因に

ことばが、なってしまっている、のかもしれない。

--

「シュラバ★ラ★バンバ」は歌詞の内容は他愛ないが、

聴こえてくる音が超キャッチーで、ただものじゃない。

何言ってるかほとんど聞き取れないし、歌詞を知ってても

面白味よりは、気持ちよさが優先されている。

まあ、こういう方向性なのだな、という確認をしました。

--

で。「歌詞を聴く」という体験に狙いを定めた、好例として

私はバンド「相対性理論」の歌詞を挙げたいです。

このバンドの歌詞は、ガンガン「聴こえて」きます。

--

聴くことを前提として、歌詞をつくる。

音楽として、こんな当たり前なことはないのに、

今の私には、随分、いいことを思いついた気がしています

聴くことを前提として、なにかおもしろい連なりをつくる。

これをコンセプトとして、歌詞作りしてみます。

(のぶ)

グリマーズ連のライブ

6月26日(土) 吉祥寺シルバーエレファント

6月27日(日) 水戸ソニック

グリマーズ連のmyspace 「いのちがけCD」を試聴!

http://www.myspace.com/glimmers-len

« 新『初恋』について | トップページ | 近藤真彦を聴きながら、あれこれ »

のぶ記」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。