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2011年7月26日 (火)

震災から139日 夏の終わり

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夏の終わり。左の負け。

応援していた地元の古豪野球部が、5回戦で敗退。序盤で点取り合った1対1のまま、ピリピリの緊張感のなか迎えた9回裏、あっという間のサヨナラゲームでした。

ものすごい空虚。サヨナラで勝った興奮で飛び跳ねている相手選手たちをぼんやりとみつめながら、状況がうまくつかめない。終わってしまったのか。おれたちの夏が、終わってしまったのか。もう、次はない、もはやなにもない。だからこそ、強い気持ちを懸けて、応援をしてきたのではなかったか。終わった。それにしても、もうなにも未来がないことの、ものすごい空虚。

きびしすぎるよ。高校野球。私の気持ちがまったく宙づりになったまま、どうしたらいいんだろう。

が。今年のチームがどこまで勝ち進めたというのだ、せいぜい県ベスト4、奇跡が起きて甲子園に行ったとしても、あまりに貧打のチームは無様な試合をするだけだろ、いくら私だって、それくらいわかっていたはずだ。

が。わからないのだ。試合のなかにある時、われわれにあったのは、ただ守り切り、ただ塁に進み、ただ点を取り、ただ勝つことだけであった。それがわれわれの未来であった。未来とは、いまこの瞬間におのれの力を燃焼し続けることだった。ほんとうだよ。日焼けして、大汗かいて、すべての瞬間を凝視し、濃密に生きていたのだ。

翌日の新聞によると、最後の試合を投げ切った投手(背番号三番)は、この夏、後輩たちに「古豪野球部の誇り」を伝えるべく、後輩の練習を見守っていくらしい。いいじゃないか。写真をみてほしい。前回の試合終了の写真と同様、わが古豪野球部は、礼が非常にうつくしい。選手そろって、常に深く、長すぎる礼をする、まるで「ももいろクローバー」みたいな集団である。こういう集団は、きっと伸びる。大丈夫だ。誇りは受け継がれる。そうだ、がんばれ、グリマーズ連!

(のぶ)

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