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2012年1月30日 (月)

震災から326日 大阪国際女子マラソンを観ました

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15キロ付近。まだラクそうに走っていた福士選手(左端)。右端が重友選手。

大阪国際女子マラソン、おもしろかったです。

再起をかける坂本直子選手(てんまや アテネ五輪代表 写真では左から2番目)が先頭集団から脱落したあたりから、

「あぁ、これは女たちの非情なたたかいなのだな、」と、このレースの醍醐味みたいなものが私なりにつかめてきました。

26キロあたり、今大会の本命・福士加代子選手が、天満屋の新星・重友梨佐選手のペースについていけず、じわじわ離されてしまっている眺めには、いろんなことを考えさせられました。

なぜペースについていけないのか。

福士選手の目には、先をゆく重友選手の背中が見えている。トップである重友選手の背中が遠く離れるとは、つまりロンドン五輪出場の望みがなくなる、ということ。それをただ目で追うことしかできない。

身体がいうことをきかない、というのがシンプルな理由でしょう。でも、一流のアスリートの身体がいうことをきかない、とはどういうことなのか。なぜ30キロの手前で身体がいうことをきかないことになったのか、なぜ、レース後ではなかったのか、とかとか、いろいろ考えは及びます。

たぶん私は、勝つとは、負けるとはどういうことか、ということを考えたいのかもしれません。体操、バレーボール、ハンドボール、バドミントン、水球、といろいろと敗者を見守ってきましたが、彼らはなぜ負けたのか、「どこ」で負けたのか、私はずっと考え続けているのかもしれません。

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逆に、重友選手はなぜ勝ったのか、を考えてもいいわけですが、やはり私は、福士選手がじわじわと引き離されていく眺め、の方に考えさせられること(ドラマ)が多い、と思うし、五輪出場が遠のいていく、あの残酷な眺めに、人生?の魅力を感じてしまいます。

で。私の関心は、福士選手が今後どのようになっていくか、ということにあります。みじめな敗戦をし、そこからどのように這い上がって来るのか。

10キロ付近で沿道に手を振っていた時の福士選手の走りは、たしかに先頭集団の中で一番ラクそうにジョギングみたいにリラックスしたきれいな走りだったのが印象的でした。あんなフォームでゴールまでずっと走る女性ランナーを観てみたいです。

がんばれ福士選手!

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てか、3月の名古屋のレース、女たちの最終決戦がヤバすぎる!たのしみすぎる!

(のぶ)

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