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2012年8月21日 (火)

うたがうまいって、なんなんだろ?

かなり古いカセットテープ(昭和50年代?)が出てきて、

私の知らないおじさんが『さざんかの宿』をカラオケで歌っている。

本家・大川栄策のよう、ヴィヴラート効かせて、なかなか上手い。でも、やっぱり素人のうた。でも、なかなか上手い。

プロとアマチュアの違いって、なんなんだろ?

急にそのことが気になって、素人の歌う、このヘンなカセットテープ、何度も聴いています。

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NHK『のど自慢』を観る。

先日は福岡県からの中継。

のど自慢には、大きく分けて3種類のタイプがいる。

・うたが明らかにうまいひと

・うたが明らかにうまくないひと

・ちょっとうまいけど、今一つ足りないひと

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で。のど自慢を観てて、醍醐味とは、

うたがうまいひとの美声にうっとりすることでもなく、

うたがへたなひとのおどけた姿に微笑むことでもない

何よりおもしろいのは、

自分ではうたが上手いとおもっていて、たぶん周囲からも「うたの上手い人」と認知されていて、カラオケとかいろんな場面で歌自慢の人生をずっと送ってきて、もちろん合格の鐘が鳴るものだと信じて『のど自慢』にエントリーして、いざステージでバラード系を自信満々にうたうけど、

鐘二つ鳴って、不合格で終わるひと。を観ることである。

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先日の福岡にも、そのようなひとが約2組いて、

鐘が鳴らない、自分が合格でないことが、一瞬信じられない様子。不合格の鐘にズっこけることもできないし、本人的に、ちょっと笑えない様子。

そのピリッと張りつめた空気感を味わう生中継、なんともスリリングで良い。

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「あ、このひとは、これまでの歌自慢の人生を改めなければいけなくなったのだな、」と、いつも思う。

番組終了後、たぶん彼はカラオケで、もう以前のようには自信たっぷりに歌えない。周りのみんなにとっても、今や彼は「鐘が鳴らなかった不合格のひと」だから、もう彼のことを決して「うたの上手いひと」とは認めない。(ちょっと上手いことが逆にイタいです、みたいな感じに?)

日曜日のお昼に、なんて残酷な番組なんだろう。NHKのど自慢。

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うたのうまさ、というのは、なんなんでしょうね?という話。

最近、NHK『のど自慢』の審査の傾向として、女性ボーカリストの壮大なバラードを歌いあげれば合格の鐘が鳴る、というものがあるかもしれず、

本家のものまねにしか過ぎない感じとか、多少の音程のふらつきとか、序盤の低音の弱さなどは、どうも甘く審査されている気がしてならない。(テレビではなくNHKラジオで、のど自慢の放送を聴くとよく分かる)

まあ、大事なのは「壮大なバラード・サビを歌い上げること」かもしれず、その点では、よく歌えているよね、とは思う

でもなんか、彼女らには「ときめき」がない。

よくできました。って感じ。それだけ。

まあ、プロではないから、それでいいのか、とも思う。

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先日のリハスタでの練習テープを聴く。

私は、うたがヘタだ。まったく、イヤになる。

ただ。私の曲。私がオリジナルなんだから、好きに歌えばいいのだ。私が本家であり、どう歌っても私が基準なのだから。

とはいえ。なんかあるよね、理想のかたち。

だから、うたがヘタだと思うのだ。ううむ。

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私がもし、NHKのど自慢に出たら、おどけずにあくまで熱唱していくから、結果次第で、まさにかなりイタい感じになるかもしれない。

が。「ヘタだけど、君のうたはなんかいい。」から合格、というあたらしいジャンルを開拓したいのだ。

なんというか、それは「歌詞を伝えるちから」のような気がしていて、

そのジャンルで立派なプロになりたいと私は思っている。

(NB)

グリマーズ連のライブ

9月12日(水)

新代田FEVER(東京都世田谷区)

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