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2013年8月22日 (木)

のらちゃんと暮らす 341日目 のらちゃんを護ってあげる?

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のらちゃん。

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オリックス時代の若きイチローに激似の、軽い知的障害をもった青年がいて、

彼はほぼ毎日ランニングをしている(けっこう速い)。

気さくな人柄で、誰にでも積極的に話しかける青年だ。

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最近はランニングブームで、ピンク色のランニングシャツなんか着た、おしゃれな女性ランナーも多くなってきて、

ジョギングコースがずいぶん華やかなものになってきたのだが、

だからといって、おしゃれな女性ランナーには気安く話しかけられない独特のオーラがあり、

私などは、遠くで眺めているばかりであるが、

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その青年は、誰にでも気さくに声をかけるのであって、

おしゃれな女性ランナーも例外ではない。

おしゃれな女性ランナーだって、相手がどのような青年か、ちょっと接すれば分かるはずであり、

「なれなれしい、気持ち悪い、」なんて反応は、ひととしてできないのである。

そうして、ひととして失礼のない範囲で、距離を保ちながら、おしゃれな女性ランナーが青年と並走している姿は、まさにうつくしい眺めで、

私なんかは、見ていて、うっとりしてしまう。

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久しぶりに、

その青年が「こんにちは。」と言いながら

のらちゃんと散歩する、私のほうに近づいてきて、

いきなり、

「次はさあ、シカゴだよね、ほら、北米の」

と妙に強い口調(タメ口)で確認して来た。

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いきなりだったので、「え?」と、一瞬ひるんだ私に、

「にせんじゅうろく(2016)だよ!」と更に強く迫ってくる。

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次はシカゴ? 2016?

あ、次のオリンピック開催地のことか、と気付いたので

「いや、次はリオデジャネイロだよ。ブラジルだよ」と答えたら、

「シカゴだよ。シカゴだって!」と青年はゆずらない。

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青年は私に「リオデジャネイロ」と言われたことが、やや気に入らなかったのか、ちょっといらいらしている感じ、

イチローのような眼光の鋭さ、ちょっと鬼気迫った顔つきで私とのらちゃんに向かって距離を縮めてくる。

「ん?」 私の足元の、小さいのらちゃんに何かあったら大変、と

のらちゃんにおやつをあげようと身体をかがんで、それとなくのらちゃんを護ってあげる。

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「じゃあさぁ、電車好き?」と青年が訊いてくる。

車両・車種とかにはあまり興味がないが、路線図を見たり、地下鉄やローカル線に乗ることはまちがいなく好きだよ、と私が答えるより前に、

「きじ、鳩って電車があったの知ってる?東海道線のほうに」と青年は言うが

私には何のことだかさっぱりわからない。

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すると。

青年 「ドラマは好き?」

私 「いや、

青年 「じゃあ、上戸彩のアテンションプリーズって観てた?」

と青年は訊いてくるが、

「飛行機のドラマだっけ」と私は応える。

観てないし、なんとなく上戸彩が客室乗務員の制服を着ている映像をみたことがあったような気がしただけだし、

それは上戸彩ではなく綾瀬はるかなのかもしれなかったが、

青年は妙に納得した表情になったので、

「のらちゃん、いくよ!」といって、軽く会釈をして青年と別れた。

(NB)

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