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2013年9月 5日 (木)

のらちゃんと暮らす 355日目 のらちゃんはおんなのこ

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のらばっぱ。(すうすう寝ています)

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ものごとはいかにして変わるか。

いつかはたしかに愛しまくっていた対象が、そうでもないものになってしまったり、

いつかはたしかに愛し合っていたふたりが、別れてしまったり、

かつてはたしかにイケていたものが、まったくダサいものになってしまったり、

いままでは、なんでもなかった対象が、気になってしかたがないものになってしまったり、

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先月あたりから急に、

のらちゃんのことを「犬、」と言えなくなった。

のらちゃんのことを「犬」とは言いたくない、

こころにザラザラした違和感、抵抗を感じる。

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「あ、おれ、のらちゃんを犬って言えない」とおもった瞬間のことははっきりと覚えていないが、

自分がそのような人間になってしまったことは、今やあきらかであり、

もう、引き返せない。

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この、「もう、引き返せない」ってのが、すごくて、

知らないうちに、もう絶対に、以前の、のらちゃんを「犬」呼ばわりできた自分じゃなくなってる。

のらちゃんを「犬、」なんて呼ぶことは、私ののらちゃんに対する、いとおしい気持ちと全然かけ離れていて、

この犬は犬なのだから犬と呼べ、と、もし言われたら、

「踏み絵みたいだな」と思う。

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のらちゃんと散歩したての昨年の秋ごろ、

犬を連れた30~40代の主婦連3人組が話しかけてきて、

「かわいいワンちゃんですね」からはじまり、

そのあとすぐに、「犬種は何かしら?ねえ、何だと思う?」みたいな会話が主婦連ではじまり、

「マルチーズ?」「でもこの辺、トイプードルも入ってるわよ、ミックスかしらね、」みたいなことが3人の女たちの間で交わされ、

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「かわいければ、犬種なんて、どうでもいいだろ。このばか女どもが」、こころで激しくののしった私だが、

努めてにこやかに「たぶん雑種です。拾ったので、犬種は分からないんです」と答えると

「あら、そう。じゃあ、きっとミックスよ、きっと」と女たちは「ミックス、ミックス」言い、

「このこはおとこのこ?」と更に愛犬家特有のことば遣いできいてきたので、

その頃の私は、いささか理性をなくしてしまって、

「メスです」

そう答えたら、主婦連がドン引きしたのが、目に見えてわかる。

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でもそこは大人らしく、一応、なごやかに別れたが、

私は私で、「ばか女どもが。この犬はメスだよ、メス!わかったか!」と

なぜか勝った気でいたのだった。

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ばかなのは、私だった。

このエピソードを書いている時点で、つらい。

もうすぐ一年。ばかな私の反省文である。

あのときの女性たちに、「なんか、あのときはすみませんでした。」と、あやまりたいくらいだ。

私はあきらかに、「なんか悪いこと」をしたのだ。

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のらちゃんは、おんなのこ。うちの、かわいいわんちゃんです。

こう書くと、やっぱりばかみたいだが、こうとしか、言いようがない。

もう、引き返せない。

(NB)

グリマーズ連のライブ

9月18日(水)

新代田FEVER

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