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2013年10月17日 (木)

16日ソロライブ終えて(2) 対バンさんのこと

16日ライブは、若手の対バンさん4組のイキの良さもあり、

いいイベントになりました。

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楽屋で、ZowieZowieZowieのメンバー3人が、私をはじめ、他の対バンさんにあいさつ回りをし出したことで、

はじめはお互いそっけなかった、楽屋の雰囲気がどこか変わりました。

結果、この日のイベントの一体感みたいなものがでてきたようにおもいました。

ZowieZowieZowieは、空気を変える、いいバンドだ。

彼らのような人柄のいいバンドには、この先きっといいことがあるだろう。

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「指先ノハク」という女性4人組のバンドさんとも、お話しさせてもらいました。

「30分があっという間に過ぎました」という私の感想をきちんと伝えました。

アフリカっぽいギター、ニューオーリンズっぽいベースとか、

このバンド独特のアレンジはどんな風にうまれているのか、いろいろ興味があります

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で。仲良しごっこをしていたか、といえば、そうでもなく

私は私で、「この日、グリマーズ連NBが一番のパフォーマンスをした」とおもっているし、

他の対バンさんにしても、「おいコラNB、ちょっと待て、うちらの方が良かったよ、てか、うちらは他の誰にも負けなかったよ」とおもっているだろう。

そういう、お互いのプライドをかけたイベントでもあった、とおもう。

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それぞれのバンドさんに良いところはあった。

お互い、聴いてきた音楽、好きな音楽、やりたい音楽が違うから、

なにを良いとするかは、人それぞれであり、

結果、自分のやっていることがもちろん良いに決まっている。

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ただし、ほんとうに良いものは、「人それぞれ」とか

突き抜けるよね、と

これは、ライブ後、FEVERの方と話していたこと。

お店にギルガメッシュという、いわゆるヴィジュアル系のバンドがお忍びでシークレットライブをやったときに、

もともとヴィジュアル系バンドには関心のないその方も、「やっぱ、すごいもんはすごいんだな、」とおもったらしいです。

いい話だと思います。

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まあ、天下のNHK紅白歌合戦ですら、ここ数年は

自分のファンに向けているだけ、としか思えない「狭い芸能」のだんご状態。

実に「狭い枠」のために自分の持ち時間を使う、

そんな歌手が多いように感じます。

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そんななか、たまに、

美輪明宏みたいなひとが自分のエナジーを放出し切ると、

劇場に集う美輪ファンという「狭い枠」を突きぬけて、

「うわ、なんか、すげえことになってんな!」と、

世間のみんなはちゃんと反応をするので、

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あきらめてはいけないのだ。

すごいものは、いろんな枠を突き抜けるので、

私もいま、演歌、演歌とかいってるけど、

私が演歌をやることの覚悟とかエナジーが、若い対バンさんたちにちゃんと伝わったのか、

演歌というジャンルとか突き抜けて、

「やべ、なんか、すげえ」となったのか、

ということである。

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私は、16日の対バンの誰にも負けたと思っていない。

それは私が一番、私の「狭い枠」をなんとか出ようともがいていた、と自覚しているからだ。

自分で言っちゃう、私はばかだが、

正直にこういうこと言うと、おもしろいのではないか。

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ただ、一方で、

自分の好きなことをただひたすらに追求していくことで

いつの間にか「狭い枠」がなくなっているという、純粋芸能?が存在することも私は知っていて

その道は決してラクではないし、ほとんどの人がその道を究めることなどできないが、

でも待てよ。

「狭い枠」を突き抜けられないものに、いいものなんて、どこにもない。

はじめから「広い枠」を狙うものに、ろくなものはないし。

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だから。16日の対バンさんたちは、まず自分の「狭い枠」をしっかり持っていること自体が、貴重で、うつくしいことで

今後、それを究めていくことができるのだから、

16日のイベントは、なんか、未来の息吹を感じるものだった。

(NB)

グリマーズ連のライブ

11月18日(月)

新代田FEVER

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