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2013年10月20日 (日)

のらちゃんセカンドシーズンvol.1 愛される理由(わけ)?

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のらちゃん。

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夕暮れ。薄暗くなった林の中を、

80歳は越えてるおじいちゃんに連れられて、

18歳になるという老犬がとぼとぼ、とぼとぼ、

おぼつかない足取りで、ゆっくりゆっくり歩いている。

それをみていたら、なんだか、かなしくなってきてしまって、

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トコトコ、トコトコ、軽快に歩くのらちゃんを引きとめ、

からだをかがめて、「のらちゃんのらちゃん」と言いながら、のらちゃんを抱きしめる

誰かにみられたって、関係ない。

いまを生きる、のだ。

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のらちゃんを「かわいい。」と言って、立ち止まり、かわいがるひとと話しだしたとき、

「拾った犬なんです、」と来歴を説明することがだんだんつらくなってきている。

なんか違う、と思うようになった。

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別に、のらちゃんが拾い犬であることなんて、もう、どうでもいい。

のらちゃんはのらちゃんであり、かけがえのないもの。

当初あんなに私を魅了していた、「拾い犬だから、」という付加価値みたいなものに関心がなくなった。

ある意味、ただの犬であり、だからこそ、さらに私の愛は純化した。

特異な価値ではなく、のらちゃんそのものが、いとおしくてたまらない。

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なぜか舞台は京都、山あいの土地。

大事な青い湯呑茶碗を手元から落としてしまい、それを追いかけて、のらちゃんが崖の下へと走っていく。

「行っちゃダメだ」と声にならない私。

「行かないで、行かないで」と思いながら、

のらちゃんが崖の下へと走っていくのを何もできずに見ている

ものすごい喪失感と共に目覚めた。

となりに、のらちゃんがすうすう寝ている。

眠るのらちゃんの白い毛のなかに、私の顔をうずめて、のらちゃんの匂いを吸い込む。

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そんな私ゆえに、か

FEVERの入口でお出迎えしてくれる、みんなの人気者チワワちゃんに、ズボンに穴があき、プチ流血するくらい、ガブッと噛まれた。注:かなり珍しいことらしいです

私は最近、犬好き気取って、ちょっとチョーシこいてた。

が。私の身体(や服)には、のらちゃんの匂いが濃厚にしみついていて、

他の犬からしたら、なにか、ただ事ではないニオイが全放出されているヤバい人間男なのかもしれなかった

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私がお風呂に入っていると、私を追いかけて

くもりガラス越しに、のらちゃんがじっと待っているのが見える

のが、超かわいい。

(NB)

グリマーズ連のライブ

11月18日(月)

新代田FEVER

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