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2014年1月 3日 (金)

大瀧詠一『EACH TIME』を聴く

大みそかは、夕方、

急に走りたくなって、走りに行った。

帰って来て、お風呂に入ったら、なんだかおだやかな気分になって、

テレビもつけずに、ゆっくりと過ごすことにした。

あえて。今年はNHK紅白歌合戦を観ないで、しずかに、ゆっくり過ごすことにした。

こんな日こそ、自分がこれからやるべき、やりたい音楽について、しっかり考えるのだ!

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も。大みそかの夜はあんまり静かすぎて、なんだか、おれ、ミスターストイック?

私は紅白が観たいのだ。うずうず。

ふと、いま、音楽の大家、大瀧詠一や山下達郎はどんな大晦日を過ごしているのか、

彼らは、紅白は観てるんだろうか?とか、ふと考えた。

彼らに今の紅白に観たい歌手などきっといないだろうが、

かといって、紅白は大みそかのリビングで、適当に流れているかもしれない

でも、やっぱり騒がしいし、そんなもん観てないか、とかおもった。

でも、もし、彼らが紅白を観ていたとして、こんな私が(ほんとは観たいのに)紅白を観ていないのは、ばかだ、とかおもった。

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大瀧詠一が死んだ、ということを

私は結局、紅白を観ることにしたのだが、その最中にはじめて知った。

ああ、これで、もう大瀧詠一の新作は出ないのだな、とすぐにおもった。淡い期待がずっとあった。

そして、

こころのどこかで、「いま、大瀧詠一は紅白観ているのかな、」みたいに音楽を考える私のこころのよりどころが、ないのか、とおもった。

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私が一番好きなアルバムは、大瀧詠一の最後のアルバムとなった『イーチタイム』(1984)です。

ほんとうに、すばらしいアルバムです。

歌詞、曲、アレンジ、声、演奏、レコーディング、みんな完璧。

私の中では、『ロングバケーション』よりも、『イーチタイム』の方が、何かが決定的に違うから、好きだし、断然良いと思う。

何かが決定的に違うんだよなあ。「何か」は未だに、はっきりとは分からない。

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完璧ながら。曲順だけは、ずっと気になる。

このアルバムは、何年版かごとに、曲順が大胆に変わるようですが、

私は20周年盤(2004年)の曲順よりも、1984年版オリジナル曲順の、1991年版のCDが好き。

アルバム最後は『レイクサイドストーリー』で終わるのが一番しっくりくる。

でも91年版は、名曲『バチェラーガール』未収録、というのが、もったいなさ過ぎる。

そもそも、アルバム一曲目は何が一番しっくりくるのか、いまだに分からない。

どの曲順、収録曲がベストなのか、考えてしまう。

ヘンな未完成さが残る、「完璧なアルバム」です。

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何度聴いても飽きないから、繰り返し、何度でも聴く。

たとえば、『木の葉のスケッチ』。なんか好き。何度聴いても、良い。すごく好き。最高。やっぱり完璧。

http://www.youtube.com/watch?v=rz4HCRORGsc

大瀧詠一はもう新作は出せないが、

『イーチタイム』は、30年経っても順調にみずみずしい。(これはほんとうにふしぎですごいこと)

きっといつまでも古びないから、飽きないから、私はこれからもずっと繰り返し聴き続けるから、

それでもいいか、とおもった。

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ちなみに今年は2014年。

3月に『イーチタイム』30周年盤が出るみたいです。

曲順がどうなってるのか、未発表音源がどうなのか、たのしみです。

(NB)

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