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2014年1月18日 (土)

全日本卓球選手権を観る 旧世代はいかに生き残るか

2014年の全日本卓球選手権。

女子シングルス準決勝で、福原愛選手が、

男子ダブルス決勝で、水谷・岸川ペアが

高校生相手に、負けました。

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日本卓球界を代表する彼らが、なぜ負けたのか。

私が思うに、

決まった時のよろこび方が、高校生は、うるっさい。

必要以上にうるっさくって、テレビ観戦していて、正直、音声がうっとおしい。

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それに対して、日本卓球界を代表する彼らは、

高校生相手に、「サァーー!!」とか「チョォォォー!!」とか、あまり大声で叫ばない。

高校生相手に、あまり派手によろこぶのは恥ずかしい、ちょっと大人っぽくしてる、私にはそう見えた。

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なにやってんの!とおもった。

試合は劣勢、かっこつけてる場合じゃないだろう。

おとなだろうが、いくら経験を重ねてようが、格上だろうが、

決まったら、ばかみたいに、よろこぶ。ばかみたいに声をあげて、気を高める。試合の流れをつくる。

世界でそうやってたたかっているくせに、なぜ高校生相手だと、かっこつけてしまうのか。

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その点、

女子シングルス決勝での、石川佳純選手の

第1ゲーム後半での、よろこび方はよかった。

高校生相手に、格上のプライドをかなぐりすてて、

恥ずかしいくらいに、声をあげてよろこんでいた。

結局、かっこいいとは、そういうことであったのだ。

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「高校生には勢いがある」と実況はいうけれど

それは、いま高校生が、ばかみたいによろこべる。そのちからだ。

石川佳純選手が、そんな「高校生の勢い」を呑み込んだのは

高校生よりも、ばかみたいによろこび、その声はうるさかったから

と私は思った。

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卓球解説者が、高校生選手の勢いを、

「(日本代表)平野早矢香選手がもはや一昔前の選手に思えてしまった」と解説していた。

実際そうだったとしても、この解説は、ちと、こたえる。

新世代の台頭・勢いに、旧世代は消え去るのみ、か?

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石川選手が、第1ゲーム後半の競り合いのなか、うるっさくよろこんでいたことに、

すごい希望があって、

経験を積み、年齢を重ねたって、「うるっさい」ほど、ばかみたいに、よろこぶ。

若手の勢いにのまれることなく、いつまでも第一線でやっていけるかは、

そんな一見「ばからしいこと」にかかっている。

私は本気でそうおもった。

(NB)

グリマーズ連の「うるっさい」ライブ

1月27日(月)

新代田FEVER

3月5日(水)

新代田FEVER

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