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2014年7月16日 (水)

高校野球を観に行く 現場!現場!現場!

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ぅねっいしゃぁス!(訳:お願いします)

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あたまを下げつづける古豪野球部(左)。

みんな、とっくに動き出してるよ!

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この夏、はじめての球場観戦。

バックネット裏、古豪野球部レジェンドたちに囲まれ、

日焼けして、いよいよ、アツい夏のはじまりです。

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それにしても、試合前7分間シートノック練習から、

おもしろすぎる。ヤバすぎる。

「おまえら、もうすぐ、死ぬぞ。」

そんな風に試合前、グラウンドの選手をみつめていると、

なんか、キラキラしていて、切なくって、

プレイボールで、私は泣きそうになりました。

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相手 000 202 000 4

古豪 021 200 00× 5

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結果だけみると、古豪が終始リードしてるし、

終始、優勢にゲームを進めた、という感じだけど、

現場は、全然ちがいました。

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8回表 2アウトから、死四球、エラーで満塁。

ストライク入らず、3-2というカウント。

相手バッターは強気。ボールを見逃す気はないらしく、ぶんぶん振ってくる。

それに対し、古豪のエースは、もう、ど真ん中にストレート投げるくらいしか道はない。

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力んで投げれば、押し出しで同点。なおも満塁。

ど真ん中にストレート投げれば、相手は絶対狙い撃ち。長打だ。走者はじゃんじゃん還ってくる。

悪い予感、しかしない。

どうやったら、うまくいくのか、全然想像がつかない。

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あきらかに、イヤな空気が球場全体に漂っていて、

バックネット裏、レジェンドたちも、静かである。

心臓がドキドキしてきて、くるしい。

私は、「絶対ダメだ。もう、どうやってもうまくいかない、」、

(前もって)あきらめたい。

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カ、キーン!

快音が響き、センターに鋭い打球が伸びていく。

センター外野手が必死に後ろに下がっていく。

ぐんぐん伸びていく打球のきれいな軌道と、センター外野手のみっともない後ずさり。

「うぁぁぁ、終わった、」と確信した。

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センター外野手がなぜか捕球していて、

球場スタンド全体が「うぉぉぉ、」と、どよめく。

古豪は絶体絶命のピンチをしのいだ。ふしぎだ。

私はとなりに座ってた古豪ファンのおじいちゃんと目を合わせて、よろこびあう。

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80過ぎ?おじいちゃんは、「ふにゃふにゃ」していて、

なにを話しているのか、よく分からないのだけど、

われわれは最大のピンチを乗り越えたから、

私には、おじいちゃんが、なに言ってるか(わからないけど)わかる。

とにかく笑いあって、よろこびあった。

超コミュニケーションだった。

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ただの県大会3回戦。

たぶん、こんな試合、誰も熱心に語らないし、

この夏の、数ある名勝負にうもれていくだろう。

でも。

極度の緊張感、そして、開放感の爆発。

尋常じゃない空気の張り。

現場にはそれがあった。

ものすっごい、ひとときだった。

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(NB)

グリマーズ連の「現場」ライブ

7月30日(水)

新宿レッドクロス

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