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2014年10月28日 (火)

10億円あったらどうするか、かんがえる

友人が、

totoBIGで10億円当てたら、すぐに仕事なんか辞めて、遊んで暮らしたいと言う。

ドバイの極上のスウィートなホテルで豪遊、とかして暮らしたい、と言う。

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それに対して、私は

急にお金持ちになったって、なかなかお金持ちにふさわしい遊び方って、できないものでしょう。

仕事を辞めて、遊んでいるだけの暮らしって、それはそれで意外とキツいのではないか。

と言いながら、実は、

「おれ、くだらねえこと言ってるな」と自分の普通さにげんなりしながら、会話を続けていた。

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帰りの終電車で、そのことをかんがえていた。

私が10億円手にしていたら、

音楽でかぶこう、なんていう野心も必要ないし、音楽を作る必要がない。

かもしれない。

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ドバイの超リゾートじゃないけれど、私だって、実は、遊びたいリストはけっこうあって、たとえば、

女子バレーボールの世界選手権がイタリアであれば、会場で全戦観たいし、そしたら、

イタリアでいい服を買って、いいホテルに泊まって、おいしいものばかりを食べていたい。

(金があるからって、いきなりイタリアで、「いい服」を売ってる店に入るガッツ・品格はある?って話ではあるが。)

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錦織くんの全米オープン、観戦しにNYへ行っていたはずだ。

wowowが映らなくて、ラオニッチとの激闘を生で観れなかったことは私にとって痛恨の極みである。

wowowに加入するより、お金持ちは、現地、NYに行くのだ。

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4年に一度のオリンピックはまさに現地で「大忙し」になるだろう。

オリンピックは夏季、冬季と2年ごとにやってくる。

2年に一度の世界陸上。織田裕二同様、現地でアツくなっていたい。

また、自分で海外のマラソンに出場するという体験型。もある。

スポーツ好きには、いろんな豪遊バージョンが存在するから、けっこう遊んで暮らせる自信はある。

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もしかしたら、

村上春樹はこういうライフをまさに実現しているのかもしれない。しかし、

10億円当たった私と、作家・村上春樹とのちがいは、

スポーツ観戦しました。遊びました。 で?

というところにでてくる。

スポーツ観戦、スポーツ観戦、つまりインプット、インプット、入力入力とつづけて、

村上春樹は本を書くけれど、

私はそれでどうすんの?って話である。

(ちなみに。世界を旅し、日本全国の酒蔵めぐり。元サッカー選手、中田英寿さんはそこんところ、どうなってるんでしょうね)

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おもしろいことを受け取り、入力、インプットしたら、

アウトプット、表現しなくていいのか?

これは私にとって、強迫観念である。

なぜ、私の感じたことを外に出す、表現する、必要があるのか。

しかも、表現すること、のおそろしさを知っているはずなのに。

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かんがえる。

なにかを受け取り、もうなにも表現しなくなったら

Jリーグ観に行って歌ってる、ただのサポーターになれる。

花火大会に行って浴衣を着てる、ふつうのひとになれる。

10月の六本木でモンスターの仮装して酒飲んで騒いでる、ふつうのひとになれる。

それも、ひとつのしあわせだ。

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でも、なにかを表現したくなっちゃったら、どうするのか。

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この曲を、

東北にいるあいだ、そして東北から帰る道中、

私は延々、リピート再生して聴いていた。

マーヴィンゲイ&タミーテレル『恋はまぼろし』

http://www.youtube.com/watch?v=Jz_D-greh8Q

なんて、すばらしい曲なんだろう。

今回の東北旅だけでも、たぶん500回以上は聴いたが、いまだ聴くたびに発見がある。全然、聴き飽きない。

なんて、すばらしい曲なんだろう。私はこの曲が好きで好きでたまらない。

いろんな楽器が重なり合って、この一曲が成り立っていることが、私にはものすごい魅力に感じられる。

特に、モータウン名物「ストリングスの旋律」がうつくしすぎる。

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私のすべき表現・アウトプットとは、

音楽をつくること、なのか?

そこも、そろそろ問題にするべきかもしれないけど…。

ただ。この曲のストリングスの旋律、いろんな楽器が混ざり合った音の塊、

私がそこにものすごい魅力を感じていることは、やっぱり無視できない。

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と、こういうことに夢中になってると、

10億円は、いまのところ私には必要がない。

私には、やるべきことがあるような気がする。

ほんとかよ。

人生にはたのしいことがあるぞ。

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ほんとかよ。

「よし!できた!」と、

つくってきた曲が完成したときの達成感。大きな充実感。

京都に住む方が「酔っ払った帰りに鴨川沿いを歩きながら、グリマーズの曲を聴くのが好きだ、」と言ってくれた、

だれかが私の曲を私の知らないところで聴いていてくれる、ということを知ったときの、ふわふわっとした高揚感。

こういうことをどんどん目指していく音楽のすばらしさ、ってある。マジで。

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タワレコの試聴機で

久しぶりにポール・マッカートニー『NEW』を聴いた。

http://www.youtube.com/watch?v=kfjndKl7lEg

感動して、ちょっと泣いたよ。ぐわっときた。

音楽って、すげえなあ、とおもった。

これからは、曲を作るなら、3分以内です。

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(のぶ)

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