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2014年10月 3日 (金)

男子マラソン川内優輝選手 追いつくはおもしろい

アジア大会。男子マラソン。

川内優輝選手って、ほんと、おもしろい。 

こうしてレースを2時間、じっくり観てみると、

川内選手は、「走り」そのものが魅力的なのでした。

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3回?4回?

このレース中、いったい何回あったのか、

川内選手が先頭集団から「じり、じり」と遅れていく場面があって、

ああなると、ふつう、追いつかない。

はじめからレースを観ていた私たちは、そのたびに、

先頭集団から脱落していく選手とはこういうもんだ、となんとなく知っているから、

「あぁ、川内くん、もうダメだな」とおもう。

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それでも、川内選手は、また追いつく。

信じられない。ふつうは、追いつかないからだ。

「こんな距離が開いちゃ、もう絶対ダメだ、」と

テレビを観ていた誰もがおもった30キロ過ぎでの失速の場面も、

川内選手は、結局、先頭集団に追いついた。

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私が一番感動したのは、

最後も最後、ゴール地点の陸上競技場、トラックに入ったとき、

さあ勝負と、ラストスパートをかけたふたりの選手に、

川内選手は3メートルほど引き離された。

あまりにも自然な成り行きに、「あ、川内くんはもう、ダメか」とおもった、その数秒後、

また追いついた。

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「えぇ~!まだ、追いつくんか!」

私は笑った。

さすがに。その直後、すぐにまた引き離されたけど。

でも一瞬、「追いついた」ことが忘れられない。

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ふつう、もう追いつかない。

私たちは、今までどこかで観たりした経験で、

それをなんとなく深く知っているから、

あきらめる。もう、しょうがないよ、ムリだ。とおもう。

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追いつくって、おもしろい。笑える。

感動的であり、「すごいな」とおもうし、

「できるんだ、」とおもう。

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ああなると、

優勝できなかった、結局何位だった、は関係なく、

いいものみせてもらった、という気しかしない。

ああなると、

もう、マラソン競技を超え、スポーツを超えてる。

なんか、ひとりだけ、ちがう領域に入ってます。

私も、ああいうひとになりたいです。

(のぶ)

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