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2014年10月12日 (日)

のらちゃん東北へ行ぐ(2) 東北とはなにか

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のらちゃん。

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東北は、

野菜がうまい。蕎麦がうまい。コーヒーがうまい。ラーメンもうまい。

水がうまい。みんなうまい。

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東北は、

焼肉屋は、口の中でとろける上カルビみたいなのが、ふつうの値段(800円)で出てくる。

スーパーマーケットでも、ふつうの値段で、あきらかに肉の質が良い。

つまり、東北の人は、ふだんから、うまいもんばっかり食べてる。絶対。

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東北は、

どこもかしこも温泉だ。

温泉ばっかり入っているから、さっぱりする。

ジョギングする。温泉に入る。さっぱりする。最高だ。

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東北は、

ガソリンが高い。

私の町と比べて、20円も高い。

むしろ、東北のほうがクルマ社会なのだから、もっと安くしてあげればいいのに、とおもった。

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東北は、

運転のマナーがあまりよろしくない。

国道で車列の中に入れてもらおうとしても、なんか不自然に、ぎっちり詰めて、なかなか入れてくれない。

一車線の山道を走っていると、背後にびったりとつけて、オラオラあおってくる。

あの意地悪さは、なんなんだろう?

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東北は、

圧倒的に、なにもない。

同じ一日が流れているのに、東京とはぜんぜん違う一日が流れる。

「こんなところにいて、いいのだろうか、」と若い人ならおもうだろう。

極端な話。東北の一日とは、

山から日が昇って、山に沈む。それだけ。

若くて、東北にいたら、

時間が経つのが、こわくてこわくて、しかたないのではないのだろうか。

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街道沿いのひなびた商店で、宅急便を出そうとしていると、

お酢を大量に買い込むおじいさん(80代後半?)がいて、なにに使うのかと訊くと

「山から山葡萄を採ってきたので、それを酢漬けにして、くすりにするのだ、」と言う。

そのくすりは、そのむかし政府から製造を禁止された歴史をもつ、くすりらしいが、

「政府のいうゴド、きかねデヨ、」

そのくすりを常用していたおじいさんのご両親は百歳を超えて元気だった、らしい。

(きつい方言で正確には聞き取れなかったが、たぶん、そういうことを言っていたとおもう。)

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「だごで、喰ってみろ、」というので、

会計もまだなのに、商店のおばさんもひきつれて、店を出て、おじいさんの乗ってきた軽トラに行く。

軽トラの荷台に積まれた山葡萄の枝から、紫色の実をつまんで食べると、

ほんのりと甘くて、「あ、おいしい」と言うも、

だんだんと口の中が、かあっっとしてきて、グングンと精がつく感じがしたから、

「おぉぉ。」とか言ってると、おじいさんはたのしそうに笑う。

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東北は、

のらちゃんの足取りは軽やかで、気ままに好きなところに歩いていくから、

のらちゃんが、なんか、たのしそうで、いい。

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(のぶ)

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