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2014年11月15日 (土)

中田久美監督のタイムのタイミングについてかんがえる

バレーボールのVプレミアリーグが開幕しました。

女子開幕戦の、久光製薬vs東レの試合がおもしろすぎる!

勝ちたい気持ち、両者譲らずフルセットの熱戦。

勝った久光製薬の選手の方が、試合後、感極まって泣いている。(私ももらい泣き)

それくらいすばらしいゲームでした。

そのことをアツく書いてもいいのですが、

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私が気になったのは、

久光製薬、中田久美監督がタイムをかける、そのタイミングである。

現状のバレーボール監督のタイミングとは、どうもズレているのが、気になる。

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バレーボールを観ていると、

相手に試合の流れが傾きかけたとき、

「あ、もう、ここでタイムでしょ」というタイミングがあって、

そんなの誰が観てもあきらかだから、実際、監督がタイムをかける。

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ところが。

中田久美監督は、なかなかタイムをかけない。

「え?まだタイムかけないの」と、私たちはそわそわしてくる。

(私たちの感覚よりも)タイミングが遅いし、もしくは、タイムそのものをかけない。

とにかく、中田久美監督は、タイムをかけない。

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ベンチに座って、じっと試合をみている。

「いまの苦境を乗り越えられないまま、このまま負けてしまうのなら、負けてしまえ。」

もしそういった無言のメッセージだとしても、それはブラフじゃない。マジだ。

最終第5セット終盤で、ピンチになり、それでもタイムをかけなかったのは、すごかった。

ほんとかよ!とおもった。

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で。逆転して、久光製薬が勝ったのも、すごかった。

ほんとかよ!とおもった。

中田久美は危険である。危険な女だ。

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中田久美監督は、

勝ちたい、というより、

強くなりたい、とおもっているのではないか。

勝つこと、勝ち続けることなんかよりも、もっと大事なことがあって、

それは私たちが「強くなる」ことであり、

そこに勝ち負けは関係ない。超えていく。

もっと広大な価値観のなかで、生きていくのである。

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そういえば、これって、全日本プロレスの在りかたじゃないか。

もしくは全女。

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(のぶ)

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