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2014年11月 2日 (日)

なぜ日本人を応援するのか、かんがえる

錦織圭vsジョコヴィッチ、テニスのマスターズ準決勝。

パリからの生中継がやっていて、うれしい。

観ます。

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錦織くん、この試合は、あまりコンディションが良くなかったみたいでしたが、

それでも錦織くんのテニスって、ほんとおもしろい。

パリの会場には日の丸の旗をもって応援してるひともいて、

私も、王者ジョコヴィッチよりも、日本人の錦織くんを応援できる日本人でよかったと、ふと。おもいました。

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むかし。私はサッカーの日本代表vsウズベキスタン戦を観て、

ウズベキスタン代表の、リスクを承知で、挑み続けるアツいサッカー、

それを応援するウズベキスタン人たちの熱狂ぶりを観て、おもわず、

「私もウズベキスタン人になりたい。」と以前ブログに書いたことがあるものですが、

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あきらめない。粘り強い。ボールを追い続け、最後にかっこいいショットで決める。

錦織くんのテニスは、テニスプレイヤーとして、非常に魅力的で、

そんな選手がよりによって、日本人であったことが、ほんと、うれしい。

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が。

錦織くんが日本人であることと、私が日本人であることに、つながりはあるのだろうか

よく、日本人がノーベル賞をとったときに、街のインタビューで、

「日本人として誇らしい」というコメントがあるけれど、

日本人受賞者のやってきた努力と、私のふつうのくらしとが、

「同じ日本人」でくくれるなんて、とてもおもえない。

「日本人として誇らしい」が、私はどうしてもピンと来ない。

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ところで。錦織くんのプレースタイルが、

ラオニッチ選手のような、サーブが超速くて、それで相手を圧倒し、試合をつくっていくタイプだったら、

観ててそれほどおもしろい選手ではなかったとおもう。

私もこれほどテニスを観たりする気にはならなかっただろう。

錦織くんは単に強くなっただけでなく、

世界屈指の「見ごたえのある強さ」になっていることが、ほんとすばらしい。

そこに、日本人は関係ない、ともおもう。

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ほんとかよ。

錦織くんが日本人だから、いいんじゃないの?

たとえば。

世界的にふつうの、もしくはふつう以下のレベルの日本人選手がいて(マラソン、男子サッカー、男子バレーとか)、

それでも、ほかの外国人選手よりは、日本人選手を中心にみつめ、応援したくなるのは、どういうことか。

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「同じ日本人」ってなんだろう。何が同じなのか。

言語、顔つき、環境、習慣、歴史、なんだろう。

試合後のインタビューで日本語を話してくれる、

その選手と私が同じように日本語を母語としている、ということが、スポーツを観ている私にとって、それほど重要に響いているのか。

同じなにが、響いているのだろう。

よくわからない。全然わからない。

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なぜ、日本人(日本チーム)を応援したくなるのか、

私にはまだよくわかりません。

ラグビー日本代表vsマオリ・オールブラックスと強化試合を観ました。

いまのラグビー日本代表のメンバーを見ていると、

ニュージランド出身、トンガ出身と、国際化が進み、

ラグビー日本代表プロフィールページ  http://sakura.rugby-japan.jp/japan/2014/id25157.html

もはや「日本代表」の定義が新時代に突入しています。

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ラグビー日本代表では、もはや「日本語が母語」「同じ歴史認識をもつ」ということが共通項として存在していません。

それでもやっぱり、超強いマオリ相手に、大差をつけられながらたたかう日本代表に向かって、

「気持ち折らすな!がんばれ!がんばれ!」とゲームを観るものなのです。

ラグビーの魅力は、マオリ・オールブラックスのほうに溢れていたはずです。

それなのに、なぜ日本代表を応援するのか。

ラグビー日本代表のどこに「同じ日本人」を感じているのか。

やっぱり、よくわかりません。ふしぎです。

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書いているうちに、

なぜか、ちょっとわかってきました。

この話は、後日、つづけます。

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