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2015年1月 2日 (金)

黒豆を煮る

近年、私は、妙に、豆好きになっていて、

去年の暮れに、小豆を煮たら、私がいままで食べたなかで、最高に美味いつぶあんができた。

いままで食べたどんな名菓のあんこよりも、美味かった。

小豆のふわふわっとした食感とまろやかな甘さ、

目が覚めるくらい、あまりの美味さに、自分でもびっくりした。

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というわけで、今年の暮れは、

おせちの黒豆を自分で煮ることにしたのです。

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黒豆は、丁寧にあくをとりながら、3時間コトコト、

MJQからはじまって、セロニアス・モンク、ビル・エバンス、そしてマイルス・デイビス、と

なぜかモダンジャスを聴きながら、

黒豆を煮ます。

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師走。

モダンジャズを聴きながら、

コトコトコトコト、黒豆を煮る。

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なんか、おしゃれだなあ、とおもう。

てか、出来すぎ。恥ずかしいくらいだ。まるで

村上春樹の小説の主人公みたいじゃんか、とおもうけれど、

ごめん。私はけっこうそういうの、嫌いじゃないのだ。

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夜。

外に向かって、自転車をこいで行く。

寒くて寒くて、たまらない。

私はうたをうたう。おもわずうたが口に出てくる。

しかも、そのうたは自分でつくったうただ。

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♪アリーナを出ると~冬の風はつめ~た~い♪

♪駅までつづく歩道は~帰り客で溢れて~♪

『さいたまスーパーアリーナ冬のブルース』。私が2014年春につくったうただ。

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自分でつくったうたを、日常でうたってる。

寒い冬、おもわず口からでてくる。

自分で歌いたくなるうたを、私は自分でつくった。

しかも、自分でも納得のいく、いいうただから、いい。

しあわせなやつだ。

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黒豆は、まあまあおいしく出来た。

ただ、おどろくほどおいしくはなかった。

さとうきび原料とか、もうちょっと上質の砂糖を使うべきだったな、というのが反省点。

黒豆つくりは、せっかく手間ひまをかけるのだから、

材料をそれなりにいいものにしておくほうが、

結局は、自分に納得のいくものができるのだろう。

「まあまあおいしい」では、3時間あくをとりつづけた労力は、なんとなく納得いかないのだ。

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(のぶ)

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