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2015年2月27日 (金)

大塚家具の騒動に惹かれる

IDC大塚家具の経営方針をめぐって、

創業者・会長の父と、現社長の長女が対立している、というニュースが、

私には、とても興味深い。

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私が興味を持っているポイントを、ざっくり説明すると。

創業者である大塚勝久会長は、いいものをしっかりとした接客サービスで提供する、高級路線で行きたい。

一方、大塚久美子社長は、

ニトリやIKEAといった低価格販売の店が台頭している家具業界にあって、高級路線だけを進めようとする従来の経営方針に限界を感じていて、

もうちょっと、時勢に合わせた、より多くのお客様に寄り添ったサービスを展開していきたい。

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まとめると。

勝久会長「限られた客層向けの高級路線」 vs 久美子社長「広範な客層向けの低価格路線」であり、

勝久会長「理想・オリジナリティの追求」 vs 久美子社長「現実の直視」ともいえる。

このような経営方針の違いから、

今後どちらが、大塚家具を率いていくのにふさわしいか、3月の株主総会で決めたいらしいです。

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で。理想を追いかけるマッサンを観ている私は、

父の高級路線がいいのに、とおもいます。

世の中がどんな流れになろうと、「いいもの」はいい。

最後に残るのは、「いいもの」です。

せっかく、「いいもの」を売ることのできるお店ならば、

「いいもの」を買いに来る客に、めいっぱい気持ち良く買い物をさせ、商売繁盛を目指せばいいのに、とおもいます。

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「甘い。のぶくんは甘いわね。現実が、ぜんっぜん、わかってない。愚かだわ。」と、

いつも知的でお美しい久美子社長に、冷たく言われたい気もしますが、

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…。なにはともあれ。

私は、父・勝久会長がすすめる、いいものをきちんと提供する高級路線こそが、

むしろ、これからの世の中が求めているものであり、

ニトリやIKEAのまねなんかしていくよりも、

大塚家具の存在意義をより確かなものにして、

1000名を超す大塚家具の社員を路頭に迷わせない道だとおもいます。

まちがってたらごめんなさい。

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ただ。

「アードベッグ」を飲んだ私は、

スモーキーフレーバーを追求すること、そんなウイスキーの理想が、必ずしもよいことだとは思えなくなってきました。

ほんものを理想とすることは、ときに、エグイだけ、かもしれない。

ほんものがどういうものかを知りつつ、いかに自分にとりこんでいくか、が大事であり、

なぜ、自分にうまくとりこめたとき、

他のひとも共感してくれることへとつながっていくのだろう?

そのとき。はじめに抱いた理想は何処へ行っちゃったのか。何処にあるのか。

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日本人の口に合うウイスキーとは、どのようにしてできるのか、

低価格路線の先にあるものとはなにか、

いつも知的でお美しい久美子社長の行く末はいかに!

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(のぶ)

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