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2015年7月23日 (木)

新宿の街を歩く

ふと。新宿で友人に連絡してみると、

友人もちょうど新宿にいる、という。

すごい偶然だなあ、駅周辺で待ち合わせて、

しかし友人はこれからライブに行く、とのことで、

会場の、歌舞伎町は新宿ロフトまで、いっしょにだらだら歩く。

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暑くじめじめした夕暮れで、

コマ劇場跡につくられた、でっかいビルの足元で、

明日が土用の丑の日とのことで、屋台でうな肝の串焼きを買って、コンビニでビールを買って、ふたりで飲む。

暑くじめじめした夕暮れは、おいしい。

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「しっかし、いいバンドって、いないな~」と友人は言う。

その友人が言うのだから、ほんとにいないのだろう。

私もそうおもう。

「バンドオブグリマーズはいいバンドだとおもう」と友人は言う。

その友人が言うのだから、ほんとにそうなのだろう。

私もそうおもう。

あんないい曲ばかり持ってるバンドはそういない。

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ところで。しらないうちに、

かまボイラー清水さんが『武州オンザロード』を再びカバーしていて、

今度のは、エレキギターとドラムで、ジョンスペ&ビースティボーイズ、とのこと。おもろい。

みなさま、ぜひ聴いてみて下さい。

http://sadamizu.seesaa.net/

どこまでも行くな~。かっこよい。かっこよいよ。

清水さんは自由だな~、とおもう。

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友人は、アップルの音楽配信サービスの話などする。

私なりに、月額1000円で聴き・録り放題の音楽環境を想像してみる。

要るかなあ? 私はめんどくさい環境が好きなのだ。ばかみたいだけど。

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「最近は、アイルランド音楽とかエグイのばっかり聴いてる」と私は言う。

1950年代に北アイルランドでフィールドレコーディングされた、

土地のおじいちゃん、おばあちゃんや季節労働者が

昔から伝わるうたを無伴奏でうたってる、ラフな音源。

こういうのが、「いい音楽」なのかは、よくわからないけど、

今の私にとっては、なんかいちばんエネルギーが吸収できる滋養強壮音楽なのだ。

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「そろそろ行かなくては、」と言う友人を新宿ロフトの入り口階段で見送る。

なつかしい入り口。

私が新宿ロフトに出演しなくなって、久しい。

私がここでライブすることはもうないんじゃないか、とおもう。

なんというか、今度はここではない違う道のりをたどって、フジロックとかに行く気がする。

強がり。負け惜しみ。

まあ、「違う道のり」とか、そういうことを言うガッツだけはある。

とにかく、圧倒的でなければいけませんな。

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ひとり、歌舞伎町をあるく。

「おっぱいぱぶ、いか~すか~。おっぱいぱぶ、おっぱいぱぶ、」と小声で地味につぶやく、

暗闇から男の発する「おっぱいぱぶ」の響きが、なんともかわいらしくって、いい。

おっぱいぱぶって、こんなにかわいいんだ、とおもった。

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しかし、なぜ私は客引きに誘われないんだろう。

やくざにでもみえるのか、それとも、ゲイにでもみえるのか。

ふしぎでしょうがなかった。

あ。

カネなさそうに、みえるからか!(これ書いてる今、気づいた)

ううむ。ばれてるのか。

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(のぶ)

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