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2015年8月 5日 (水)

アイリッシュパブでサッカーを観る またはカントリーミュージックの主人公になる

夕暮れ。神宮球場に行ってみる。

ヤクルトvs巨人。セ・リーグ首位を争う、いまいちばんアツいゲームだ。

も。指定席はすべて完売。外野自由席のみ。

9回フルで、立ち見か~

球場の外で、入るかどうか、さんざん悩む。

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9回、立ち見か~。

球場の外で、入るかどうか悩んでいる。

試合は始まり、ヒットやなにかがあるたびに、歓声が「わっ!」と上がる。

「あぁ、野球やってるな~」とおもう。わくわくする。

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8月の夕暮れで、

神宮球場でナイター観戦しながらビール飲んだら、最高だろうな、とおもう。

でも、立ち見か~。まだ悩んでる。

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「わっ!」「お~!」

歓声ののち、ライト側から東京音頭が聞こえてくる。

試合はずいぶん展開をはじめているようだ。

私はもう遅いのだ。

入るのをやめることにする。

ほんと、私の優柔不断は、ばかみたいだ。

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ばかみたいだ。ばかみたいだ。

とぼとぼ歩いていたら、

アイリッシュパブがあって、店内テレビで

サッカー男子日本代表が韓国と試合をしている。

知らない人とサッカー観戦でもしよう。

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「ギネスください。」

スツールに腰掛けて、カウンターに頬杖をついて、

ギネスビールをちびちび飲みながら、

テレビ画面の、男子サッカー、日韓戦を観てる。

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「あぁ、ひどい。どうしようもない、」

サッカー男子日本代表がどうしようもない。

そして、それよりも、おれがどうしようもない。

薄暗いバーのカウンター

スツールに座って、頬杖ついて、酒をちびちび飲んでる

典型的なカントリーミュージックの主人公、ダメ男が、

今のリアル私だ。

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サッカーコートの芝生の緑が、薄暗い店内にちかちか光っている。

テレビを観ているのは、カウンターに頬杖つく私ともうひとりの男性くらい、店内にふたりだけ。

カウンターのなかをきびきび動くおねえさんは、常連客とアイルランドの話をし、

若いサラリーマン男子はフィッシュアンドチップスを注文して、がつがつ食っている。

奥の立ち飲みスペースでは、背の高い白人のおとこたちががやがや騒いでいる。

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アイリッシュパブ。

みんな、勝手にやってる。

そんななか私は、カントリーミュージックの主人公みたいに

カウンターに頬杖をついて、ぼんやりとスポーツ中継を観てる。

なにもない。どこへもいけない。

あぁ、おれはどこへいくのか。

「BARSTOOL BLUES」の夜。

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茨城で、『武州オンザロード』を鳴らし続ける、

http://sadamizu.seesaa.net/article/422589681.html

清水さん(かまボイラー)の新バンド「BARSTOOL BLUES」に感謝をこめて。

でもなぜか、私のなさけない夜の話。

なんかこんなブログになっちゃった。すみません。

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(のぶ)

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