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2015年9月 9日 (水)

やっちゃえ!サッサン!根室 朝の漁港でチョーシに乗る

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根室漁港。作業中のみなさんと、私のウニちゃん。

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朝6時30分。

漁港に着くと、若い衆の船が、秋鮭やブリなどを水揚げして、にぎやかだ。

それを横目に、

きのう、おじいちゃんに極めてテキトーに指示された、人気のない、漁港の端っこのほうへ歩いていく。

会えんのか? まあ、ともあれ。気持ちよい朝だよね。

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オホーツク海を眺めながら、ぼんやり突っ立っていると、

おばあちゃん連(2名)が私に気づいて、こっち、こっち、と言っている。

おばあちゃん連といっしょに、沖に出たおじいちゃんの船を待つ。

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「あ、きたきた。」とおばあちゃん連が言い、

一艘の舟がやってくる。船というより、舟。

海の上を颯爽と走るあの舟に、おじいちゃん(79)が乗っている。いまひとつ信じられない。

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「まあ、いまはこじんまりやってる。ボケ防止だ。趣味みたいなもんだ、」なんて、きのう、祭りでは言ってたけど、

朝、舟の上のおじいちゃんは、やっぱり漁師で、親方で

くわえタバコで、網をいじくっている。ちょっと声をかけづらい、キリッとした雰囲気がある。

しばらくして、私のことに気づいて、

「お、来たか。」

そう言って、網に引っかかっていたウニを手に取り、乱暴に、ガン!と割って、

「ほれ、食べろ。」と私に渡す。

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「なんか、テレビみたいだな、」

おもいながら私はウニを食べる。どうも現実感がない。

「うま~い!ちょ~うま~い!」 おもわず声に出す。

獲れたてのウニはウニのにおいがする。

あまくて、濃厚。ウニだ。

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「そうか。どんどん食え。」おじいちゃんはそう言って、

網に引っかかっているウニを、次々に私のほうへ放り投げる。

おばあちゃん連(3名)も、手伝いのおじいちゃん連(4名)も、

みんなが私に向かって、網に引っかかっているウニを放り投げる。

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目の前に、数え切れないほどのウニ。

生きていて、好きなだけウニを食べていいよ、ということが

ウニ好きの私の現実に起こるとは思いもしなかった。

ゆめみたいだ。

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何個食べたか分からないくらい食べ、

私はもう「ウニに飽きた」ということに、びっくりした!

もうウニいらない。そんなことが起きるなんて、信じられない。

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「余ったの、持ってかえっていいぞ」

おじいちゃんはそう言ってビニール袋を渡してきます。

まさか、鉄道でウニ割って食べるわけにもいきません。

「ありがとうございます。」

のこったウニを海に返しました。

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「まかないですよ、」

おばあちゃん連がそう言って、漁師のまかない飯がはじまり、

私も仲間に入れてもらいました。

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カレイの煮付け、いわしの味噌煮、おにぎり。

漁師のまかない飯、あまりにもおいしくて、チョーシに乗って、いっぱいたべていたら、

「あんた、ウニばかり食って、なんにも仕事してないのに、そんなにまかない食っていいんか、」と

おばあちゃん連が笑って、私を茶化します。

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「なんか、おれにも仕事させてくださいよ~」と私

「あんたに、できることなんか、なにもないよ、」とおばあちゃん連

「おまえ、おれの後継ぐか? ほんと、漁師やらねえか?」とおじいちゃん。

「マジっすか!」

おじいちゃん連おばあちゃん連みんなで、「あはははは」と笑っていると、

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ひとりのおじいちゃん(写真 右奥 青い合羽)が

「あんた、ノサップ岬は行ってきたんか?」と訊いてきます。

「いや、鉄道旅なので、クルマじゃなきゃ行けないところは行ってないんです」と答えると、

「じゃあ、おれが連れて行ってやる」

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というわけで、またもや予定変更。

そのおじいちゃん(80)の運転する軽トラックに乗って、

日本の東の果て、納沙布岬をめぐり、

根室半島をまわるドライブをすることになりました。

マジか。

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(のぶ)

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