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2015年9月24日 (木)

のらちゃん、半年を過ごす

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永遠のともだち。東京都庭園美術館

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ソファで、テレビのプロ野球を観ていたら、とつぜん、

「そうか。のらちゃんが死ぬことにもうおびえる必要はないのだな。

もう、そのことについては、おれはゆっくり構えてていいんだ、

なんてったって、のらちゃんはもう死んだんだから、」とおもった。

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巨人のマイコラス投手が、ノーアウトでランナーをいっぱい背負ってしまったのかもしれない。

「あぁ、まずい。悪い予感しかしない、」

テレビではそんな感じだったのか。

とにかく、なんか急にのらちゃんのことをおもった。

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ちょっとほっとした。

なんというか、「のらちゃんがもう死ななくていい、」

のらちゃんのからだが悪くなる可能性は、もはや一切ありえない。

のらちゃんはもう何も悪くならない。

私はたぶん、そういうことに、ほっとした。

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のらちゃんが死ぬ、それがやってくる、

私がおもっていたよりも早くのらちゃんとの別れが迫ってきている。

私はずっと、のらちゃんが死ぬということがどんなことか、かんがえ、

かんがえられないで、ずっと緊張していた。

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のらちゃんが死んで、半年が経ちました。

その日、NHKで、忠犬ハチ公の番組がやっていて、

のらちゃんの月命日だから、となんとなくみていたら

ハチが眠っているお墓が、飼い主のお墓のすぐとなりにあるということを知って

「あぁ、それはよかったなあ、」とさめざめ泣きました。

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のらちゃんはなんて名前だったのだろう、といまだにかんがえる。

「のらちゃん、」と呼んでも、こっちをパッと向くということは結局なかったし、(まあ、それもかわいかった)

前にどんな名前で呼ばれていたのか、それが分かったらなあ、と何度も思った。

今でもおもう。

のらちゃんがほんとうに呼ばれたい名前を私は知りたい。

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のらちゃん、

野良犬だったから、のらちゃん。それはひどい。

みんなからそう言われた。

けっきょく、それ以上のなまえが思いつかなかった。

「のらちゃん、」と呼んだときの、甘い響き。

出だし、「の」からして、あまいし、

つづく、「ら」の明るいかんじもいい。

「のら」に、「ちゃん」がついたときの、ちょっと上に跳ねるかんじの、若々しさ。

永遠にかわいいわんちゃんのなまえ。

音として完璧な響きだ。

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写真は

港区白金台にある、東京都庭園美術館という

とってもおしゃれなところでみたブロンズ像。

「あ、犬の銅像だ」

近寄って、題名を見た瞬間、「のらちゃん!」

永遠のともだち。

はらはら泣きました。

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(のぶ)

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