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2016年2月13日 (土)

やっちゃえサッサン!サッサン、沖縄から帰る

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浅黒く焼けた顔をして、沖縄から帰ってきた

私に会うなり、エディ兄が、

「で、沖縄に永住する気になったか?」と挑発してくる。

(こういう、こにくたらしいことを言わせると、エディ兄は天下一品である)

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エディ兄は、

「のらちゃんが死んで、あたまがおかしくなった」と私のことをおもっているから、

北海道や沖縄へ、鉄砲玉のように飛んでいく私が、

そのまま帰ってこないのではないか、とおもうらしい。

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とある離島の港ターミナルで、

「サトウキビ刈り」の人員募集の張り紙があるのを見て、

あぁ、こういうのもあるなあ、と、ちょっとおもう。

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離島の、とある浜で、夕暮れとき、

若い女子がひとりでジャンベ(アフリカの太鼓)を叩いている。

いちおう、音楽をやっている私は、複雑な気持ちになる。

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軽く声をかける、いつものサッサンができない。

彼女は、「もう、いいや、」と都会から離れ(抜け出し)、

こんな離島で、夕暮れ時にひとり、砂浜でアフリカの太鼓を叩く。

だれにも届かない。彼女ひとりだけの音楽。

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「ほっといて。あたしの勝手でしょ、」

うん。わかるよ。だから、私は声をかけない。

「おれは、ちがうな。」とはっきりおもう。

私は、こうなりたいわけじゃない。

サトウキビ刈りはできない。

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那覇でモノレールに乗る。

那覇のなだらかな丘にそって、家々が密集している。

中央線から見える、中野~杉並の町並みをおもう。

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成田空港に着くころには、夜になっていて、

飛行機の窓から見える東京はぴかぴかと輝いている。

どんだけ!ひとびとが暮らしてんだよ!とおもう。

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成田から、京成電鉄に乗る。

韓国人のわかもの3人組が、日本に着いたばかりで、たのしそうだ。

ひとりが私にむかって、

「この電車は浅草に停まりますよね?」みたいなことを、英語で訊いてくる。

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「いやいやいや、これは浅草には停まらないよ。終点は上野だよ、

浅草に行きたかったら、終点の上野までいって、そこから銀座線に乗り換えるといいよ。」

私は、精一杯の英語で答える。

「そんなはずはない。この電車は浅草に停まるでしょ?」と韓国のわかもの。

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てか。韓国のわかもの(割とおしゃれ)のくせに、

3人が3人して、スマホで調べようとしないのが、ふしぎだ。

きみたちのそういうところ、すきだ。好感が持てる。

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いちいち私に何度も訊いてきたり、

車内の京成線の路線図を3人で必死にみたりして、

やることがいちいちアナログである。

なぜ、スマホで調べない?持ってないのか?使えないのか?

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「日本の電車、まったく、わけがわからない、」といったかんじで

(たしかに、日本人の私でも、京成線のしくみは、いまだによくわからない。)

彼らはまったくあてもなく日暮里駅で降りてしまう。

「おいおい、日暮里下車は、やめとけって!浅草まで乗り換えは難易度高いぞ!」

そうおもった私は、韓国のわかものをつかまえて、

「ここで降りちゃ、ダメだ。終点までいったほうがいい」と強引に車内へ引き戻す。

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京成上野駅の改札で、

ヘンな切符を買ってしまっている彼らのことを駅員に説明して、なんとか通してもらい、

銀座線の改札までの地下道を、韓国のわかもの3人を連れて、ぞろぞろ歩く。

「おれ、なにやってんだろ?」

そうおもいながら、けっこうたのしい。

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歩きながら、「浅草のあと、どこへ行くの?」と私はたどたどしい英語で訊き、

「新宿へ行き、それから横浜です」と韓国のわかものは、流暢な英語でたのしそうに答える。

ふーん。原宿や渋谷には行かないのか、行けばいいのに。と私はおもう。

それにしても、私はもうちょっと英語を身につけたほうがいいな。

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東京メトロの切符の買い方を教える。

浅草行きのホームに行くんだぞ、と教え、

改札の前で、韓国のわかもの、ひとりずつと握手をする

なんかすごい感謝されて、ヘンな輪。

「なんだ?なんだ?」と日本人たちがじろじろながめる。ちょっとはずかしい。

私は「ハヴァ、ナイス、トリップ!」とか言って、笑う。

おれ、チョーシにのってるわ、とおもう。

んかおもしろい。

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しっかし。

あいつら、3人が3人、なんで、いまどきスマホもってないんだ?

実に世話の焼けるやつらだった。

まあ、そこがよかったんだけど。

そういうことって、あるよね!

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(のぶ)

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