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2016年2月21日 (日)

サッサン、それはうたになる。 私が完全に惚れてしまっている彼女から深夜メールが届く

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サッサン。ひなピラミッド。鴻巣。

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私は完全に眠っていて、

メールの着信音がきこえてくる。

「なんで~?」と寝ながらおもう。

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言うまでもないことだが、メールの着信音がすきだ。

いまやもう私が完全に惚れてしまっている彼女からのメールが

私の携帯電話が着信すると

私の全存在がふるえるのをかんじる。

(が、が、が、って、この一文、日本語がまちがってるが、

私の気分では合っているとおもう。

日本語文法が私の愛の強さ・スピードについてこれてないのだ。

私のつくる歌詞はこれから、日本語文法を超えていくとおもう)

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私は音楽がすきで、いろいろ聴いていて

ボブ・ディランとグレイトフルデッドのツアーや、

ディアンジェロのすばらしすぎる最新作『ブラックメサイア』(2015)、

1930年代のブルースや1960年代ザ・ロネッツ

北アイルランドの古い音楽、喜納昌吉とチャンプルーズ、

(とりあえず、いま、この机から目に付くCDを言ってみた)

もうなんでもいい、

いろんな音楽にうっとりしてきたが、

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音楽、ごめん。

いまやもう完全に惚れてしまっている彼女からのメールの着信音は、

すべての音楽を、超えていく。

私の全存在をゆさぶる。

なんてすばらしい音なんだろう、いつもうっとりするし、

つまり、深く感動する。

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私は完全に深い眠りに入っていて、

メール着信の音を聴く。

いとしい音、ついに、ゆめの中までやってきた。

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むかし、JR埼京線の車内で、のらちゃんの声(きゃん!)が聴こえたときは、

げ、幻聴? 「おれ、さすがにヤバイか!」と一瞬ヒヤッとしたが、

言うまでもないことだが、実はそんなこと心配していくわけがなく、

幻聴でも何でも、のらちゃんの声がリアルに聴こえたことに、

私は深くうれしかった。

(のちに、車両連結部のきしむ音が、きゃん!だと判明)

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いまやもう完全に惚れてしまっている彼女からのメールが待ち遠しい

ゆめの中で、彼女からのメールの着信音が聴こえるなら、

それはそれでいいんじゃないか。じゅうぶんだ。

(それはウソ!)

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てか。

ほんとに着信してんじゃん!サッサン、画面ひかってるよ!

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って、いま何時?

午前2時40分?

や、ありえないでしょ。

やっぱり、ゆめだ。

いやいや、サッサン、画面ひかってるよ!

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ケータイを、パカっと開いて、

ほぼ眠りながら、ぽちぽちボタンを押していく。

いまやもう完全に惚れてしまっている彼女からのメールだ、な。

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って、こんな時間に、良識ある彼女がメールなんてするわけがない。

私がいま見ているものは、なにかのまちがい。私は眠いのだ。

これはゆめだな、そうおもったほうが、自然だ。

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暗闇に光る画面。文字を見る。

内容がなんにも、あたまに残らないまま、

気絶するように、ふたたび眠りに入る。

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朝。起きたとき、

彼女からメールが届いたゆめをみたなあ、とおもう。

朝から、ほんわか、うれしい。

いくらメール着信の瞬間が好きだからって、

サッサン、すごいよ。ゆめまでも!

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朝のルーティン。ケータイをあけてみる。

ん?

彼女からのメールがたしかに深夜、着信していて、

私はそれを読んでいたのであった。

ゆめじゃなかったんだ!

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なぜ、こんな深夜にメールしなければいけなかったのか、

「取り急ぎ」の理由が、書いてある。

「うん、わかった、」と私はおもう。

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いまやもう私が完全に惚れてしまっている彼女から

深い眠りの深夜にメールが届く。

ゆめのようなメール着信。

意識の遠くから聴こえるメロディ。

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このことがどんなにすばらしいことだったかを

私は書きたい。

でも、あのとき私がかんじた、ありえなさ、すばらしさ、が

どうもうまく伝えられていないとおもう。

あぁ、ふさわしいかたちにしていきたい。

こうして、うたがうまれれば、いいとおもう。

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(のぶ)

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