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2016年2月28日 (日)

サッサン、竹富島で知り合った写真家さんの個展に行く

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サッサン。新宿区。

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竹富島の民宿で「ゆんたく」し、知り合った

私は写真家です、と言っていた方が

東京で個展を開くというので、行ってきました。

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写真家だと名乗ったことで、

竹富島のゆんたく女子たちから

「写真家さん、写真とってください~!」なんて気安く言われちゃってて、

その方はやさしいから、嫌な顔せず女子たちの記念写真を撮っている。

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べつに、お高くとまった芸術家、アーティストぶった方ではないから、余計に、つけこまれる。

ゆんたく女子たちが撮り直しを要求!マジか。

「あぁ、芸術家がこき使われているっ!」と私はひそかに同情します。

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もし、ギターが、「ゆんたく」の場にあって、

「バンドマンさん、一曲やってくださいよ~!」みたいなノリに巻き込まれる。感じか。

断るのも野暮。やるのも地獄。どちらにしても、やるしかない。

まあ、たいへんな現場だよね。

(そういうときは、私の持ちネタ?、華原朋美『I'm proud』でも弾き語りしとけばいいのか。いいのか?)

お~、こわっ。

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竹富島。嵐の朝。

宿のみんながあわてて帰り支度をしているなか、

私と写真家さんは、パパイヤの木陰で、

強風、横なぐりの雨降る中、

アナログなものの良さについて、悠長に話し合っている。

なんか私はその状況がけっこうたのしかった。

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写真とはなにか

現像するためのモノ、「塩」から作り上げていくという、

その写真家さんのクリエイティヴィティに

私は深く感心したのでした。

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私が最近、聴きまくっているディアンジェロが、

新作制作において、とことん、完璧にアナログレコーディングにこだわった、

なんて話は、私は本当に大好きで、

実際に、ディアンジェロの新作は、音が、めちゃくちゃ良い。

聴いてて、気持ちよい音。

機械でない、にんげんのルーズなリズム感。

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べつにあたらしさを狙って、そうなったわけでなく、

古いもの(19世紀の写真技術)に忠実にしていったら、

どんどん過激になっていっちゃって、

もはや私たちのかんがえる「写真」を超えていっちゃってる。

私はこういう話が大好き。

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旅先でたまたま知り合ったにしては、

なんかすごく共感できるクリエイターさんと出逢えたことがうれしい。

ギャラリーで、閉館まで、さんざんおしゃべりしたあと、

私にしては、めずらしく

「このあと、ご飯でもどうですか?」と私から誘ってみる。

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ギャラリーのスタッフの方と、たまたま来場していた

京大を卒業後、東大の大学院を出たという超スーパー秀才くんにも、いっしょにどうですか?誘って、

アートなひとたちと、ぞろぞろとフレンチのお店にいく。おしゃれだ。

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「ノラが死んで、あいつ、あたまがおかしくなってる、」

とエディ兄なら言うだろうか。

「おれ、変わったな、」 われながら、ちょっとおもう。

そう、もちろん、

のらちゃんがいたからであり、のらちゃんがいないからだ。

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「ラーメン二郎、おれはまだまだいけますよ、大好きッス!」

(アートな?)私は相変わらずどうでもいいことをはなしているが、

ときおり、

自分にはまだやりたいことがあり、寝かせているアイデアがあり、いままでやってこなかったことをしていきたい、

みたいなことを写真家さんがぽつぽつ話しはじめると、

私には写真のくわしいことはよくわからないが、

そういうことを話しているひとは、やっぱり魅力的で、おもしろい。

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資料の作家経歴によると、氏の作品は、ボストン美術館などにも買われているらしい。

ふーん。そうだったのか。

って、それがどれだけすごいことなのか、私にはよくわかりませんが、

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個展には、もし私がお金に余裕があったら買いたい、すごく気に入った作品があった。(もちろん安くない)

部屋に飾ったら、かっこいいだろうな、とおもう。

まず、そうおもうかどうか、は大きな線で、

芸術は、単なる「自分のやりたいこと」を超えて、

こうして経済に組み込まれていくのかな、とけっこうリアルに実感しました。

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(のぶ)

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