« サッサン、竹富島で知り合った写真家さんの個展に行く | トップページ | サッサン、イバラキヘ行く 水戸 偕楽園でチョーシに乗る »

2016年3月 1日 (火)

サッサン、ゲーム展にて、こどもに尊敬される

Pa0_0209_5
ディグダグ (ナムコ社)

^--

「うわ~っ! にいさん、すっげぇ!」

こどもが歓声をあげる。

私の必殺、「ディグダグ岩落とし」は、

モンスターをいちどに退治する。そのさまは

あまりにも、うつくしすぎる。

^--

^--

県内のミュージアムでやっていた

「あそぶ!ゲーム展」。最終日。

ふたたび、行ってきました。

^--

石垣島の洋菓子屋さんで、遭遇した

『スクランブル』(コナミ社)。

まさにクラシックなテーブル型アーケードゲーム機が目の前にあったのに

プレイできなかったことが、どうも心残りでした。

あれはきっと、きっかけ・つながりなんだよな、とおもいました。

^--

^--

も。最終日、日曜日のゲーム展は、親子連れで大盛況。

私のような、孤独なクラシックゲーム好きは、居心地がわるい。

そして、さらにわるいことに、

ヘンにゲームがうまいので、

なかなかゲームオーバーにならないのだ。

^--

私のうしろに、こどもたちの行列ができてしまって、

子供連れの親御さんからしたら、

「早く終われ!この、くそゲーマーが!」

そんな無言のプレッシャーを背中で浴び続ける。

実にやりづらい。(それに私はゲーマーではない)

^--

この日はディグダグで、

ハイスコア240000点を出した輩がいたようで、

「ほお。やるじゃない、」

ディグダグには思い入れがある私も負けていられない。

^--

100000点を超えたあたりで、まだ3機のこってる。

まだまだいけるぞ。

も、私のうしろが、ほんとにすごい行列になってしまっていて、

面クリアしたあと、ちょっと後ろを振り返ると

親御さんたちの

「てめ、いいかげんにしろよ。」という視線が痛すぎる。

^--

その後、いつもならありえないミスを連発。

私が一機死ぬごとに、

親御さんたちの「イエス!」という喜びが伝わってくるのは、気のせいか。

結局120000点あたりで、ゲームオーバー。

^--

^--

閉館前に、もういちどディグダグをやっておきたい、と列に並ぶ。

小学校低学年のこどもがディグダグをやっていて、

ぜんぜんゲームを理解していない。

たぶんこのままでは、この子はディグダグのおもしろさをわからないまま終わってしまう。

^--

おもわず、後ろから声をかける。

一番簡単なやりかた、ポンプでモンスターを退治するやりかたを教えてあげると、

「ああ、そういうことか~」とやっとゲームを理解したようで

たのしそうな歓声をあげはじめる。

^--

も。恐竜モンスターの火炎攻撃を浴びて、一機死ぬ。

「恐竜のよこにいたら、ダメだよ、火を浴びて死んじゃうよ」と教えてあげるも、

その後もなぜか、火炎攻撃で二機死ぬ。

ゲームオーバー。

^--

でも。恐竜の火炎攻撃を浴びて死ぬことは、それはそれで

このディグダグというゲームの醍醐味であり、

こどもは、「あち~!」と、きゃあきゃあ笑ってたのしそう。よかった。

^--

^--

「じゃあ、にいさんの番だ、どんだけやるのか、みせてよ、」とこどもは私に席を譲る。

よし。こどもからの信任状を受けて、私はもう親御さんの視線は気にしない。

ディグダグの高みを目指す。

^--

『ディグダグ』というゲームのおもしろいところは、

ポンプならば簡単に倒せるやりかたがありつつも、

岩を落として一度にモンスターを退治することができる、

じつに爽快なやりかたがあることです。

^--

こどもは、私がなぜポンプで手っ取り早くモンスターをたおさずに、

そのままにしておくのか、理解できないようで、

「ね~、なんで、やっつけないの?」と訊いてきます。

で。

私がモンスターを全部おびき寄せて、

「そりゃ!」と岩を落とし、一気に退治すると、

「え~?なにこれ~?」と歓声をあげます。

^--

でも、なぜ、手っ取り早く、ポンプでモンスターをやっつけないのかが、

こどもはどうしても気になるらしく、

「ねえ、なんでやっつけないの?」とまた訊いてきます。

私も、なんで手っ取り早くやっつけないんだろう?と考えはじめます。

^--

「かっこいいからだよ、」と答えました。

ただモンスターをやっつければいいってものじゃない。

このディグダグというゲームには、気持ちよさ、クールさ、というのが大事で、

結果じゃない、プレイのなかによろこびがあるのだ。

それがこどもにも伝わるかなあ、とおもいましたら。

^--

「あ~!そっか!」と

こどもがでっかい声で言ったのは、

私はなんかうれしかった。

おれ、いま、すごく大事な教育をしたな、とおもった。

^--

^--

(のぶ)

« サッサン、竹富島で知り合った写真家さんの個展に行く | トップページ | サッサン、イバラキヘ行く 水戸 偕楽園でチョーシに乗る »

のぶ記」カテゴリの記事