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2016年9月16日 (金)

サッサン、女子大生とドラマ『せいせい』について語り合う

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登頂サッサン。足元の岩の先は絶壁だよ

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太鼓岩という、山のてっぺんから

降りてきた私たち3人(サッサンと女子大生ふたり)は

苔むす森のベンチで、ちょっとはやいランチをすることにした。

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なにしろ、すべてが、いきあたりばったり

おにぎり2個と水以外、なにも持っていない私に、

女の子たちがチョコレートやら、イカ天フライやら、食後のおやつをくれる。

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かわりに私は、熊本郵便局の前で汲んできた湧き水を

女の子たちにあげる。

といっても、まあ、ただの水なんだけど。

私なりの、彼女たちへの感謝であり、最大級のおもてなしである。

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ランチ終え、苔むす森を降りていくと、

そこに湧き水、発見!

私がいかに狂喜したかは言うまでもなく、

ジャアジャアながれる屋久島の湧き水を、

せかせかとペットボトルに詰め込む私に、

「あ、なんか、たのしそうですね、」と女子大学生も、つづく。

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「もう太鼓岩も登ってきたし、あとは下るだけだし。

けっこう速いペースで、きてますね、

ど素人とか言って、登山ぜんぜん出来るじゃないですか!」

「縄文杉も、その格好でいけるんじゃないですか?

あした、いっしょに縄文杉行きましょうよ!」と女の子たちは私に言う。

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ひとけのない山道をずっといっしょに歩く、つれあいとして

彼女たちが、なんで私を誘ってくれるのか

ぜんぜん意味がわからない。

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「ドラマ観ます?」

「いや、いまは、『とと姉ちゃん』しか観てない」

私は山道を歩きながら答える。

「『せいせい』が、マジやばいんですよ!」

(TBSドラマ『せいせいするほど、愛してる』のこと)

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女子大生たちは山道を歩きながら、

「せいせい」のことを熱っぽく話し始める。

私におもしろさを説明してるんだか、自分の話してることに興奮してるんだか、よくわからない。

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「ああ、タッキーと武井のやつね、」

私は観てないけど、知ってたから応える。さらに、

不倫する上司役を演じるタッキー、

「あれって、タッキーで馴染んでんの?」

前から気になってたことを歩きながら訊いてみる。

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「あの役、どうしてタッキーなんだろう~、」

という議題で彼女たちはふたたび歩きながら盛りあがっている。

私にタッキーの配役を説明してるんだか、自分の話していることに興奮しているんだか、よくわからない。

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ただ、二十歳そこそこの彼女たちには、

タッキー(滝沢英明)がいかに高貴な存在か、

いまいちわかってないみたいだ、と私は歩きながらおもう。

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「じゃあ、誰ならよかったの?」

私が歩きながら訊くと、

「わたしは濃いひとがすきなんですよ、阿部寛とか、」

女の子の、クールな方が歩きながら答える。

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「ふーん。

でもアベちゃんじゃあ、武井咲と不倫させるのは、

なんか、ちょっと、濃すぎっていうか、エロすぎない?」

私はそう言ってから、

「アベちゃん、って二十歳くらいの女の子に通じるのかな。」と歩きながらおもう。

「う~ん、そうか。なんか、ちょっと、エロいですよね、」

と言い、歩きながら女子大生は、なにをかんがえてるんだろう。

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あした、彼女たちと縄文杉へ行っちゃおうか、な

帰りの飛行機、すっぽかして。

帰りは、鹿児島(宮崎まわりで)~サイタマ、ぜんぶ普通電車

過激なプランが、あたまに浮かび始める。

よせよ、サッサン。われながら、ちょっと引くわ。

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そんなことを女子大生に言うと、

「え~、電車すごいたのしそうじゃないですか!」

「広島でお好み焼き?、いいな~!」

女子大生はノリがいい。

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(のぶ)

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