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2016年9月24日 (土)

サッサン、酒田港で、のどぐろを取り逃がしアラに出逢う

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酒田港。黒バイ貝に、酒田の地酒「初孫」を合わせる

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酒田港の鮮魚店

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庄内産の「のどぐろ」のでっかいお刺し身があって、

のどぐろの干物は、サイタマでも高値で出回っているけど、

お刺し身なんて、サイタマで、みたことない。

大きくて、なんかすごい。神々しい。

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1パック1600円。うーん。どうしよう。

でも、こんなすごいのお店で食べたら、いくらするんだろう。

乞食みたいなサッサンには、お店じゃ、たぶん一生食べられないよ。

てか。こんなすごい刺し身を出すような高級料亭に入れるのか?ってはなしだ。

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都会の金持ちしか食えないものを、

旅人の、足で稼いで、食べるチャンス

乞食サッサン、現代の格差社会を飛び越えろ!

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これは買いでしょう。高くない。高くない。

いや、高いよ~。

落ち着け、サッサン!

ああ、どうしよう。買っちゃえ、サッサン!

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と、お刺し身の前で、うろうろ、5分くらい迷っているうちに、

あとから来た身なりのいい男性客に、あっさり、買っていかれてしまった。

ああ、ばかだ。おれが買えばよかった。

どうも、サッサンには、そういうところがある、な。

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で。

庄内産の「アラ」という魚(これも超高級魚)の刺し身と、

庄内産の黒バイ貝のしょうゆ煮を買っていきます。

のどぐろを逃し、超高級の希少魚「アラ」に出逢う。

どうも、サッサンには、そういうところがある、ね。

いいとおもう。

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海鮮レストランの前には長い行列ができていて、

みんなは名物の海鮮丼を食べたいらしいが、

せっかく酒田まで来てるんだから、

マグロやホタテ、サーモン、いくらなんかは、

べつにここで食べなくてもいいんじゃないかなあ、と私はおもう。

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行列のお客さんをしり目に、店内スペースで、ひとり地味に

アラのお刺し身を食べ、黒バイ貝という地元の貝をつまみ

地酒の初孫を合わせる。

いいねえ。サッサンタ~イム。自分にうっとり酔いしれる。

波照間で出会った彼女にメールしよう。

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そもそも

酒田の北にある、小さな港町で

岩牡蠣を食べる

それが、今回の山形の旅の目的だったのですが。

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酒田のシブい居酒屋、

すっかり仲良くなった初老男性から

「もう岩牡蠣のシーズンは終わってるよ。」といわれ、

居酒屋のおかみさんからも、

「もしお店が岩牡蠣を出したとしても、この時期、その岩牡蠣は、どうなのかなあ?やめたほうがいいよ、」

え!そうなの? 衝撃の事実を伝えられ、がっかり。

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「また来年、お盆前までに、酒田においで、」

居酒屋で、初老男性も、おかみさんも、私に言う。

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岩牡蠣、小さな港町で今度こそ食べたい。

シブい居酒屋で、もっとたくさんいろんなものを食べたかった。

のどぐろの刺し身を、今度こそ、迷わず買える自分でありたい。

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私は、また酒田に来るのだとおもう。

そうおもいながら、レンタサイクル(無料!)で酒田のまちを走る。

またここにくる。もういちど、この風景をみることになる。

そこには、未来に接しているリアルな触感がある。

いいとおもう。

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(のぶ)

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