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2016年9月23日 (金)

聖サッサン、酒田のラーメン屋で暴動をおさめる

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警官?サッサン。 酒田  山居倉庫

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酒田ラーメン、というジャンルがあるのを、はじめて知った。

で、有名店は、たいへん混み、行列ができるらしい。

11時から開店という、その店に、10時30分に着いたら、

店の周りには、誰もいない。

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「やべ、ハリキリすぎた! は、はずかしい、」

入店待ちお客様名簿の一番上に、私のなまえを書いて、

ああ、はずかしい。

開店5分前まで、誰も来なかったら、逃げ出そう。

そわそわして、待っている。

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少しして、

スーツ着たサラリーマン4人組がやってきて、

老夫婦が、家族連れが、次々とやってきて、

開店10分前には、店の前は、

20~30人くらいのひとがあつまっている。大にぎわいだ。

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11時。いよいよ開店。

いちばんはじめに呼ばれたのは、

私よりもあきらかに後から名前を書いてった親子で、

「ん?」と一瞬おもう。

「きっと地元の、スペシャルなお客さんなんだろう、」

と自分の中で理由をつけて、納得する。

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次に呼ばれたのは、私よりもだいぶ後から、名前を書いてった家族連れで、

「ん、ん?」とはおもうも、

「きっと、地元の、きのうから予約してあったお客さんなのかな、」

と自分の中で理由をつけて、納得する。

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その次に、呼ばれたのは、やはり、

私よりもだいぶ後に来た家族連れで、

「分かりにくいシステムだな、」とはおもうも、

「私のような一人客よりも、まずは家族客を優先する方針なのかな、」

と自分のなかで理由をつけて、納得す、

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ると、

「おい!なんか、おかしくねーか!」と

私の次に来たサラリーマン(2番目)が叫びだし、

「そうよ、わたしたちのほうがずっと前に来てたのに!」と老夫婦(3番目)の、夫人のほうが、いきりたつ。

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「おかしいよ!」(4番目)

「どうなってんだよ!」(5番目)

あさのラーメン屋の前に、ただならぬ、怒号が上がる。

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「にいさんが、いちばん早かったんだよな! な?」

え? え?

急にみんなが、私のほうをみる

いちばん怒る権利は、なんてったって

誰もいない朝っぱらから、一杯のラーメンのために、孤独に待ち続け、

はじめから、すべてを見届けている

この天然パーマのにいさん(1番目)にこそある、みたいなかんじである。

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さあ、にいさん、ガンガン怒って!

ここの、あほな店員に、この理不尽な接客を大謝罪させるのだ!

そんな空気である。

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やめてくれよ。はずかしい。

誰よりも早く、たったひとりきりで店に並ぶ根気、情熱、

さぞかし、ラーメンが好きなひとにちがいない、

そんな風におもわれてそうで、ただでさえ、はずかしいのに、

この上、最前線でクレーマーになれっていうのかよ。

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「あの~、たしかに私が一番上になまえを書いたとおもうんですが…。

二番目が、この方たち(サラリーマン4人)で、つぎがこの方たち(老夫婦)だったはずです。

あの紙は、どこへいってしまったのでしょうか?」

聖サッサン、できるだけ、穏便に、店員に状況を説明してみる。

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開店準備中に、きのうの置き忘れだとおもったらしく、

はじめの1ページまるまる、処分してしまったらしい。

店員が入り口の、まだ怒りに燃える待機客に対して、

「申し訳ございません、」と平謝りしている。

べつにぜんぜん怒っていない聖サッサンを先頭に、うやうやしく店内に案内される。

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「煮玉子はつきませんが、煮玉子(有料)、おつけしますか?」

女性店員が私に訊いてくる。

「替え玉はできませんが、大盛り(有料)にしますか?」

熊本のあれと同じだ、とおもう。

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この確認って、誰のため、なんのためのサービスなんだろう。

どういう親切心か知らないが、まず否定形からはじめられる接客のありかたに、

「え?どうして?」とおもうし、私は、ささっーと、気持ちが萎える。そして、

こういう接客が良いとおもっている店の理念にイラッとくる。

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「いりません。」とはっきり答える。

器のちいさい、聖サッサンである。

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(のぶ)

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