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2016年9月25日 (日)

サッサン、リゾート急行で彼女の指輪をみつめる

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稲穂の車窓。山形。

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JR線の特別急行列車、

全席指定の「リゾートみのり」(新庄~仙台)には、

「みのりっこ」という、

車内移動販売やそのほか記念撮影などサービスをしてくれる、

かわいらしい半てんを羽織った、マスコット的?女の子がいる、らしい。

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新庄駅を出発。

車内放送で、

「これから車内に、みのりっこがまいります。」とアナウンスされる。

みのりっこ!。どんな娘なのかな。

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「みのりっこ」は、東北のおぼこむすめ。

背は小さく、丸い顔、赤いほっぺで、お国なまりをそのまま残す、いなかものだ。

高校出たての頑張り屋さん、サービス精神旺盛な娘で、

いま付き合っている彼氏は、自衛官で、実直なおとこである。

休日は彼氏のくるまで、高原の牧場とか、仙台のイオンとかに遊びに行く。

と、私は極めて勝手にそういうイメージをしていたら、

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みのりっこは、高校出たて、ではなく、

30代くらいの、長身細身の知的な女性で、

左手の薬指に指輪がはめてあって、

みのりっこは、既婚者なのであった。

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「え?。ええーっ? あなたが、みのりっこ?

あなたは、みのりさん、でしょ?

「みのりっこ」と名乗るものに、結婚指輪は、どうも違和感がある。

まあ、それも、私の言語感覚と、勝手すぎる偏見なのだが。

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最近

NHKの女子アナが、みんな結婚をし、テレビのなかで指輪をしている。

画面で左手薬指の指輪をしっかり見せる。かくさない。

いまや、女子アナだって、結婚しても降板させられず、そのままはたらく。

「女性が働き続けられる社会にしていこう、」という

NHKの良識あるメッセージなのはわかるし、私も大いに賛成だ。が、

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私たち、ばかなおとこたちは、

どうも、なんか裏切られたような、残念なきもちになる。

なんで既婚の女子アナのニュースなんかにつきあわなくっちゃいけないんだ。

と、はっきりと思ったことこそないが、

未婚(のはず)の女子アナのニュースのほうが観ていて、たのしい。

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べつに、彼女たちが未婚だった時期だって、

私たち、ばかなおとこたちに、彼女と付き合える、なんの望みもチャンスもなかったことは明らかなのだが、

それでも、私たち、ばかなおとこたちは、なにを期待しているんだろう

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彼女の愛が、たったひとりのおとこ(夫)に向けられているという事実が、

私たち、ばかなおとこたちにとって、どれほど重大なことなのか。

(このはなしは、女性にとっての

男性アイドル、イケメン俳優の結婚報告、その失意ということにも、あてはまるとおもう。)

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NHKの女子アナが、みのりっこが、

左手の薬指に指輪をはめて、

未婚者のときと同じようにはたらきつづけることに、

私たち、ばかなおとこたちは、なにが裏切られたというのか

既婚者であることに、なにをあきらめ、なにを残念がっているのか

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「可能性」ということの、もやもやした存在感が、

私たちが生きていくうえで、いかに重要なのか

それほどまでに大切なことなのか

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この、ばかすぎるもんだいは、

意外と根がふかい、と私はおもう。

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「2016年 東北の旅」編 おわり。

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(のぶ)

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