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2016年10月20日 (木)

サッサン、増毛、鉄道はなくなるまちの水を汲む

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終着 増毛駅。 鉄道ファン。

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増毛(ましけ)に泊まろう

で。北海道に来る前に

ネットで、増毛のことをしらべていたら

観光協会のブログが、なんか、おもしろい。

http://mashikejp.sblo.jp/

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あしたから、私たちのまちに鉄道がやってこない

廃線あとの、このまちが

いったい、どうなってしまうのか

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未来におびえたり。気丈に振舞ったり。

過去を振り返ったり。前を向いたり。

死に向かう者の「達観」みたいな

冷めたトーンがブログ全体に漂う。(と私はかんじる。)

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なんかとっても人間味のあるブログだ。

廃線後の不安やヤケクソを、わりと正直にさらしている。そこがいい。

でも、未来に投げやりじゃない。だから付き合いたくなる。

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私はまいにち、増毛の観光協会のブログ(毎日更新)を読んだ。

ここにあるのは、あるひとつの死に対する、ただしい、まともな態度だ。

まだ行ってもいない増毛のまちがすきになる。

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増毛のまちをあるく。

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増毛の地酒、「國稀」酒造所で、

湧き水を大量に汲んでいる地元のおばあちゃんと、

私は話をしている。

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「ここの水はぬるくなったけど、おいしいよ、」とおばあちゃんは言う。

なるほど、まろやかで、美味しい。

いままで汲んだ水で、いちばん美味い水かもしれない

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「そうだよ、ここの水はおいしいよ。でも、ぬるくなった、」

とおばあちゃんは言う。

「へえ~、ぬるい? じゃあ、むかしは、冷たかったの?」

「冷たかったよ。もっと冷たかった。でも、ぬるくなった。」

「そんなにぬるいかなあ?」

「ぬるいよ。もっと冷たかったんだから、」

「でも、うまいよ」

「そうだよ、ここの水はおいしいよ。でも、ぬるくなった、」

とおばあちゃんは言う。

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(のぶ)

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