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2016年10月16日 (日)

サッサン、知床斜里で、生きのびる

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風呂上がり、薪ストーブのまえで。

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サッサン、知床斜里で猛吹雪、死ぬかとおもった

身体中ずぶ濡れ。息が切れ、ハアハア言って、

全身で「死ぬかとおもった」をあらわすサッサンであったが

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宿に入ると、宿の女性スタッフは、宿帳を出して、

「じゃあ、ここに記入してください。」と言うだけ

私が宿帳に記入するのを、突っ立って待っている。

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なんというか、私の「死ぬかとおもった」に

もうちょっと乗っかってきてほしいなあ

外の猛吹雪、ずぶ濡れ、疲弊した私

突っ込みどころは多いとおもうぞ

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しーん。

わかったよ。ペンを持って書こうとするけれど、

私の手は、寒さにかじかんで、おもうようにうごかない

はあ、はあ、まだ息も切れている

強い緊張が解け、あたまもぼんやりしている。

やっぱり、まだダメ。うそじゃないよ。

宿帳を書くこともできず、ずぶ濡れで、ただ突っ立つ。

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しーん。

女性スタッフは、ずっと黙って、突っ立っている。

なんか、サッサンの「死ぬかとおもった」が、バカにされてる

北海道的に、鼻で笑われてる

気がする。

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「なんかやさしいこと言ってくれなきゃ、ゼッタイ書かないゾエ!」

途中からは意地張って、サッサン、宿帳を書かない

私たちは黙って、突っ立っている。

しーん。

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けっきょく、私は生きのびて

宿の天然温泉に、ゆったり浸かり

薪ストーブのまえで、暖をとり

知床チキンに、サッポロクラシックを合わせ (写真)

「いや~、もうダメかと思った、」と、くつろいでいる。

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薪ストーブのまえには、白人の外国人旅行者がいる。

彼女は、知床チキンにかぶりつく私に、なにか話したそうにしているけれど、

私は、できない英語でがんばってコミュニケーションとか、する気になれない。

ニッコリ笑みを交わすだけにする。

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テレビのニュースで、

こんやの北海道東部、最大風速35メートルあったんだって。

うん。いい数字だ。橋の上の強風、ヤバかったもんね。

死ぬかとおもった。北海道、おそるべし!

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無事で何より。

終わってしまえば、ぜんぶ、そんなもんなのかな。

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薪ストーブで、ずぶ濡れのジーパンとスニーカーを乾かしていると、

「燃えちゃうよ、」

スタッフの男性に注意される。

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(のぶ)

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