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2016年10月 6日 (木)

サッサン、根室駅で、おじいちゃんと再会する

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JR根室駅。

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サッポロからの深夜バスで、8時間

あさ7時。根室駅前バスターミナルに着いた私は、

あ。きた。

なつかしい白い軽トラックが

駅ロータリーに、きびきび進入してくるのをみている。

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「おう!おにいちゃん。よく来たね、」

電話では、「去年より、足が弱ってきた。」なんて弱気なことを言ってたけど、

運転席のおじいちゃん(マサさん 83)は、

みたかんじ、去年とあまり変わりなく、元気そう。よかった。

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根室にやってきました。

去年9月、根室のかに祭りで知り合った「漁師の親方」や、

港で知り合い、根室半島をドライブしてくれた「マサさん」が

「また、来年も来いや。 な?」と何度もいってくれたので、

2016年のうちに、根室は、ゼッタイ行っとこう、とおもっていた。

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世話になった、ふたりのおじいちゃん(親方とマサさん)に、はがきを出して、

私が根室に行くことを伝えておいた。

で、マサさんがまず、私を朝の根室駅まで迎えにきてくれることになったのだった。

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「これから港に行って、けさ揚がった魚をみてこよう、

そのあと、うちで朝飯な、

で、かあちゃんが朝の仕事から帰ってきたら、3人でノサップ岬行って、

そのあとは花咲港にいって、昼ごはん食べて~」

と、マサさんは、きょうのスケジュールをきっちり組み立ててきていて、かわいい。

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私は、おじいちゃんたちに再会するために、と根室までやってきたが

実際、会って、それから根室でどうしよっかな?とちょっと心配だった。

それも余計な心配だったみたいだ。

おまけに、今晩、私は、マサさん宅に泊まることになっているらしい。

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「せっかく、駅前にきたから、うちのお墓、ちょっと掃除してくね、」

マサさんはそういって、駅ロータリーから、軽トラをきびきび乗り回し、

根室のまちを走る。

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駅からすぐの、高台に建つお寺に着く。

マサさんの家のお墓は、

お寺の住職家のお墓のとなりの、立派なお墓だ。

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「すっげえお墓だな~!」

お墓にちょっと関心のある私が盛り上がっているとなりで、

マサさんはせっせと、お墓の掃除をしている。

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マサさんは、墓標のまえで、

ここに入っている自分の兄弟や親のことを話し始める。

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数年前に亡くなった長兄のこと

漁師だった次兄は24歳の若さで海難事故で亡くなった

マサさんが2歳のとき、若くして亡くなってしまったおかあさん

親父さんが、花札で大負けしたときに、

マサさんが、あさ、借金取りに何十万も払った、とかなんとか。

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北海道の東端、オホーツク海に面した港まち、

根室の戦前、戦後、昭和のくらし、リアルが、ふっと、たちのぼる。

夜通しの博打が、「花札」ってのが、なんとも、いい。

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「おれも、もうじき、ここだ、」

とマサさんは言う。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

「う、ううん。」と私は返事だか、なんだかわからない声を出す。

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あ。そうだ。

だまって手を合わせて、

今晩、お宅にお世話になることになりました、よろしくおねがいします。

ご先祖様にごあいさつする。

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(のぶ)

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