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2016年10月22日 (土)

サッサン、気持ち乱れて、乞食同然

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日本海。

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「肌、合わね~な~」

宿を出て、まちを歩きながら、ずっと口にしている。

いらいらした情況を、寅さんのマネして、

なんとか笑い飛ばそうとする。

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私は、どうも、あの宿の女将さんと、

良好なコミュニケーションがとれないみたいだ。

チョーシ乗った、旅人サッサンが、うまく、はまらない。

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予約もなしに、いきなり、

「ごめんくださ~い、」とテンション高め、宿にやってきた私に、

えらいテンション低めで、女将さんがあらわれる。

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女将さん、私を乞食同然に、追い返そうとした寸前で

切実な宿泊交渉してきた私に

「じゃあ、素泊まりならいいけど、」としぶしぶ言う。

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も。素泊まりの金額を聞いて、びっくり。

「えっ?! 素泊まりですよね?

高っかいな~!あはははは、」

私は、つい、あっけらかんと口にしちゃう。

女将さんは黙っている。

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もう既に、一軒の宿で、断られてきた。

この宿を逃すと、さびしすぎるこのまちで、

今夜泊まるところがなくなってしまうかもしれない。

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しかし、この宿でその値段は高けーよ。高すぎるよ。

こころで泣いて、苦々しくおもっているのは、

私のどういう仕草にあらわれてしまっているのだろうね。

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下駄箱には、来客の靴がひとつもない。

「じゃあ、どうぞ、」と女将さんに言われ、階段をあがる。

「じゃあ、」って、なんだよ。いちいち、おもう。

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「この部屋で、」と案内された部屋は、

海とは反対側の、使用人が寝泊りするような、向きの部屋で

「えっ!海側の部屋じゃないんですか!」と

私は思ったままを、あっけらかんと言っちゃう。

「海側の部屋は、片付いてないから、」と女将さんは応える。

女将さんの機嫌がますますわるくなる。

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日本海に面した、眺めのいい、お宿です。

私の部屋の窓から見えるのは、裏の民家です。(写真)

がっかり。狭苦しい部屋にひとり。

しばらく、ドアを閉める気にもなれないよ。

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「なんだよ、片付いてない、って。

しっかし。なんで、この部屋かな~、全室空いてるのに~」

サッサン独り言をぶつぶつ。言ってから、

となりの部屋で、女将さんが何か作業をしていることに、気づく。

開けっ放しのドア。いまの、ゼッタイ聞こえたろうな、とおもう。

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「すみませ~ん。すみませ~ん。」

フロント前で女将さんを呼ぶ。

しばらくして、女将さんがめんどくさそうに(と見えてしまう)あらわれる

「晩ご飯食べてきます。鍵を預けようとおもって、」と言う私に、

「持ち歩いてて、」とそっけない。

もう、極力、私とは関わりたくないみたいだ。

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「肌、合わね~な~」と言いながら、まちを歩く。

わるいのはぜんぶ、チョーシ乗った私だ。わかってる。が、

もう今更、修復できそうにない私たちの冷めた関係が、

私の宿泊のあいだ、つづくとおもうと、めんどくせー

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「てか。あの部屋は、ね~よな~、ひどいよ。」

サッサン、気持ちが大いに乱れている。

こういうときは、ゴミ拾いだな。

街道に落ちている空き缶、ペットボトルを拾って歩く。

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も。なぜか、このまちには、

自動販売機はあるのに、ゴミ箱がない。

空き缶、ペットボトルを手にしたまま、

ゴミ箱をさがして、駅前、港、商店街をさまよう。

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全くどこにもない。そのうち、

「売るだけ売って、なんで、ゴミ箱ひとつ置いてねえんだよ、」

このまちに、いらいらしてくる。

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観光マップで、まちはずれに、コンビニがある

ゴミ箱のために、コンビニへ、歩いて行く。

も。がっかり。そのコンビニは、店内にゴミ箱。

「マジか。都内じゃあるまいし。なっまいきに。」とおもうサッサン、いま、

そうっとう性格が悪いね。

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しかたない。

このゴミを捨てさせてもらうかわりに、何か買うとするか。

いま、コンビニで買いたいものなど何もない。うーん。

エディ兄へのお土産に、「純蓮みそ即席ラーメン」を買うとしよう

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値札がないが、せいぜい200円くらいだろう。

レジで、ピッとしたら、

一袋で300円くらいして、ビビッた。

高っけーよ。

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このまちでは、なにもかもが、うまくいかない。

いらいらサッサンは、ごみ拾いを、つづけるしかないのか。

てか、まちにゴミ箱を設置してほしい。

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私がまちで拾ったゴミを、宿に持ち帰ったら

それこそ乞食

女将と私の冷めた関係は、どうなるのだろうか?

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(のぶ)

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