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2016年10月11日 (火)

サッサン、根室 春国岱で海兵隊のように走れ

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春国岱。 左が風蓮湖、右がオホーツク海。

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根室には、

春国岱(しゅんくにたい)という、

オホーツク海と風蓮湖のあいだにできた砂州が

何キロも伸びていて、地図をみてるだけで、わくわくする。

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マサさんに木道入り口まで軽トラでつけてもらって、

「ちょっと1時間くらい歩いてくるね、」と

ひとり、まったく誰もいない木道を、あるいていく。

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「しゅんくにたい、さいっこ~!」(広末風に)

木道歩きは、意味もなくテンションがぐんぐん上がる。

ああ、このことを波照間で出会った彼女に伝えたいな。

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雨が降り出してきた。

空はどんどん曇ってきて、風が強まり、

風蓮湖の波がバシャバシャ高くなっていくのは、ちょっとこわい。

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木道はやがて、

道だかなんだかわからない原野になる。

雨が本降り。誰もいない原野に、私ひとりきり。

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けものの足跡がある。ふたつ。

くっきりと、けものの足跡が、砂地に残っている。

犬の散歩?にしては、大きすぎる犬。

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しばらく歩いて行くと、こんもり、でっかいふんがある。

見なかったことにする。

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「熊も、たまに水を飲みに降りてくるよ、」

さっき、軽トラのなかでマサさんが言っていた。

よくテレビで観る、「くまが海岸に下りてきている映像」を思い浮かべる。

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雨が激しくなってきて、風もいよいよ強くなってきた。

嵐。誰もいない原野。世界の終わり。みたいな。

なにかが「これ以上、来るな、」と言っている。みたいな。

またまた~。それって、何を観た影響だっけ?

子どものころ観たアニメじゃないの? 冷静になろうとする。

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どきどきどきどき。ああ。もう、ダメだ。

サッサン、完全に、ビビッてる。。

くまがこわい。遭遇がこわすぎる。恐怖だ。

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春国岱、まだまだ途中のはずだが、来た道をひきかえす。

まったく誰もいない原野。

「サッサン、くまに襲われ、救助隊にやさしくされる」

人騒がせのばか。ぜんぜん、シャレにならない。

くまは、いまどき、リアルだよ。

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ばかみたいに大声を上げて、海兵隊のように走る。

「あー!」と言うだけでは、すぐに終わってしまう。

うたをうたい続ければ、大声をずっと出せる。と気づく。

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あなたに、あえない、あえないよ~

あなたに、あえない、あえないよ~

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強い雨、風のなか、ばかみたいに、声を張り上げて、

サッサン、くまに捧げる?オリジナル曲をつくった。

うたいに、うたった。

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歌うきっかけは、いろいろある。

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(のぶ)

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