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2016年11月27日 (日)

サッサン、90年代サッサンが入らないラーメン屋に入るボブディラン

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古いラーメン屋。シブい。

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ああ。ここ、あったなあ。

このまちに何年も住んでたのに、毎日、店の前を通ってたのに、

けっきょく一度も入らなかった

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90年代サッサンの、その気持ちもわかる。

うちに帰って、生ラーメンを自分で茹でるのと、あんまり変わらなそう。

2016年のサッサンも、通り過ぎる。

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いや。待てよ。

いま私が、旅先で、この店構えに出会ったら。

てか、店のなか、どんなにシブいんだろうな。

てか、こういう古い店は、気づいたら跡形もなくなっている可能性が高いよ

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通り過ぎた。

が、考え直して、引き返す

やっぱり、入ろう。

死は、取り返しがつかないことなんだ。

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わたしは あなたがいなくなる世界をおもう

わたしはいつだって そうしてあなたをみつめていよう

あなたには何度も言ってきたことだが、

死は、取り返しがつかないことなんだ


ボブディランみたいな歌詞をつくってみた

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よく、「昔なつかしのラーメンって感じ!」とテレビは嬉々として言う

そのコメントを聞くと、私たちはいつも

テレビの前で、どっと、しらける。

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「昔なつかしのラーメンって感じ。」と私は苦々しく言う

昭和50年代くらいで味が止まってる。

マジか。いま、こんなラーメン出す店は、ないよな。

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なんというか

本気で、変わろうとしない、決意。なのか。

ほんとかよ。

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店には、カウンター席に座る私と、厨房の主人の、ふたりだけ。

古い木造の店内、年代もののガラス窓は、

釜からもうもうと上がる蒸気で、どこも曇っている。(写真)

やっぱり、入ってよかった。店内、かなりシブい。

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終始、無愛想だった主人が、

私の帰りがけに、

「お気をつけて、」とぽつりと言う。

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え?、と私は驚く。

なんで、急にそんなこと言うんだよ。

ほわっとして、グッときた

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(のぶ)

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