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2016年11月28日 (月)

サッサン、むかし住んでたまちから逃げるボブディラン

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商店街がおわり、

いよいよ住宅地に入っていく。

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2016年。

けっきょく、いまだ何者でもないサッサンは

凱旋のデカイ顔して、このへんを歩く資格はないから、

おどおど、こそこそ歩く。

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ポルトガルのパンという変わったコンセプトで

こじんまりと営業していたパン屋さんが、なくなってる。

夜明け前から夜まで、ひとりでパンつくり

がんばってた。

このまちを離れ、何処かでうまくいってるといいけれど。

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な!

私が通ってた銭湯が廃業してる!

跡形もない!

そうか~ なくなったか~。

 

いつまでも  あるとおもうな  まちの銭湯

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でも、その先のコインランドリーはまだある。

しかも洗濯機が、私が使ってたときと全く同じで、ビビる。

何年、おんなじの使ってんだよ!

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いよいよだ、私の住んでた部屋に近づいてきた。

すぐとなりに住む大家さんに会いたくない。会えない。

どきどきどき。だんだん足取りがはやくなる。

ダメだ。最後には小走りになってしまう。

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伏目がちに小走りしながら。チラと、上目遣い。

お。ある。私の住んでた部屋。

てか、取り壊されてない!

古アパート、もう築50年くらいになったんじゃないか?

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感慨にふける間もなく、

私は走って、むかし住んでた部屋のまえを通り過ぎる。

逃げるようにして、そこを立ち去る。

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輝かしくはじまった この部屋の暮らしが

こうも散々な終わりを迎えることを

さらに輝かしい その次の暮らしを

そういえば、若いわたしたちは

いちどだって思い描くことはなかった


ボブディランみたいな歌詞をつくってみた


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サッサンは、しっかりしてください。

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(のぶ)

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